日本版ナショナル・ストーリー・プロジェクト | RUBYBIRD

日本版ナショナル・ストーリー・プロジェクト

 物語を求めているのです、

 物語は事実でなければならず、
 短くないといけませんが、
 内容やスタイルに関しては何ら制限はありません。
 私が何より惹かれるのは、
 世界とはこういうものだという私たちの予想をくつがえす物語であり、
 私たちの家族の歴史のなか、
 私たちの心や体、
 私たちの魂のなかで働いている神秘にして知りがたい
 さまざまな力を明かしてくれる逸話なのです。
 言いかえれば、
 作り話のように聞こえる実話。
 大きな事柄でもいいし小さな事柄でもいいし、
 悲劇的な話、喜劇的な話、
 とにかく紙に書きつけたいという気になるほど大切に思えた体験なら何でもいいのです。



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ポールオースターがラジオで全米に呼びかけた
ナショナル・ストーリー・プロジェクト」がいよいよ日本でもはじまります。
日本での先導役は、今をときめく内田樹さん。

内田さんのブログで構想を知って、
pjtがはじまるのを楽しみにしていたのだけど
ようやくwebサイト「マトグロッソ」上でお話の募集が始まりました。


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アメリカ版と違うのは、告知がwebなことと、
募集するお話に条件がついていること。(これは正直、「から騒ぎ」みたくて興ざめですが…)
でも、アメリカ版と違わず、面白い内容になる気がする!
楽しみです。


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募集要項の抜粋


■テーマ(第一次募集)
ご自分のストーリーは
どのカテゴリーのものかを原稿に明記してご応募ください(複数応募可)。

1、犬と猫の話
2、おばあさんの話
3、マジックナンバーの話
4、ばったり会った話
5、もどってくるはずがないのに、もどってきたものの話
6、そっくりな人の話
7、変な機械の話
8、空に浮かんでいたものの話
9、予知した話
10、あとからぞっとした話

■字数
1000字以内。短い分にはいくら短くても構いません。「いきなり始まって、ぶつんとカット・アウト」でお願いします。


アメリカ版で翻訳に携わった柴田元幸さんも参加予定です。
詳細はこちら.