ルノルマンカード・前編(基礎)講座の
4回目は7枚展開の応用を学びます
いよいよ後編のグランタブローに向けて
講座の内容も佳境に入ってくるところです
7枚引きともなると
3枚よりは全体的な情報量が増えるので
メッセージが詳しくて
読みやすい
という人と
逆に混乱する
という人に分かれます
昨日の講座でご一緒したEさんは前者のタイプ
(私は以前、後者でした)
カードの絵柄から閃くことをベースに
とてもしっくりくるリーディングをされます
7枚読みも気に入っておられるようでした
そんな直感型のEさんが
こんな感じに読んでくれましたよ~
というのを今回はご紹介します
お題はこちら
(3月練習会課題) ↓
30代女性。
サッカーリーグ(J3)に所属する
地元のある選手のファンになり、
何度か応援に行っている間に
言葉を交わす関係になり、
個人的にメールのやりとりも
していました。
ただ、彼はすでに彼女がいるようで、
昨年のバレンタインにチョコを送った時、
そのことを遠回しに伝えられました。
(気持ちに応えられなくて
ごめんなさい、と)
なので今は連絡はしていません。
ところが、私が連絡を止めて以来、
彼から頻繁に電話がくるようになり、
それがもう一年近く続いています。
車で1時間半離れた所に住んでいるのに
街中で偶然会ってしまったことも。
もう彼のことは忘れなくてはと
頭では思うのですが、
そのように縁が切れない状況なので
まだ吹っ切れずにいます。
今後、この関係はどうなるでしょうか。
相談文を読んで、
う~ん…としばらく考え込むEさん
7枚展開の応用は
各列の設定を自由に決められます
そのため、「設定の仕方」も
今回の講座のテーマでした
シャッフル・カットする前に
各列で何を問うか
あらかじめ決めておくのですが、
その設定が具体的である方が
カードの読み解きがしやすいです
例)
左:●●について、
自分自身でも気づいてない感情や
本当の気持ち、抱える問題
要は、細かくカードに指示を出しておく
そうすることで、カードが出てきたときに
メッセージが受け取りやすくなると思います
さて、話を元に戻して
Eさんが決めた設定がこちら
左列:彼女本人の深層心理
真ん中の列:するといいこと
右列:彼の気持ち
彼女の深層心理
クローバー、子供
この先何かチャンスがあれば良いなぁ
と期待している
純粋な思いも感じられます
私もEさんも、
そんなイメージで読みました
すると良いこと
十字架、塔(keyカード)、百合
Eさんは、
塔と十字架で教会のイメージが浮かぶ、
と言ってくれました。
そこに、百合の純粋さや潔白
神聖さも加わります。
あなたには彼に対する
それだけ純粋な気持ちがありますか?
神に誓いますか?
‥そう言われている気がします
とEさん
深いですね
(ちなみに、
十字架、塔、花束なら結婚式、
十字架、塔、本ならキリスト教(聖書)
なんて読めそうですよね)
彼の気持ち
庭 ハート
彼も、彼女との交流で
気持ちが満たされている部分がありそう。
恋愛感情、彼にもあるのでは?
と私が言うと、
Eさん曰く、
「意地悪な見方をするなら、
大勢の中の一人」
庭にハートですもんね
他にも仲良くしている
ファンの女性がいてもおかしくない
全体を引いてみると、
左右の列の2人の気持ちは
何となくこの先に期待を抱いている雰囲気
なのに、真ん中の列だけが、
純粋な愛情が公になることで、
負担や責任を負うことになりますよ
その覚悟はできていますか?
(十字架、塔、百合)
と、問いただしているように見えます
それが、相談者の「すべきこと」なんですね
大胆な行動を押しとどめる重さを感じます
さらに念押しで上の3枚
クローバー・十字架・庭からは
会えるのは天の恵みがある瞬間だけ
というメッセージも感じるし、
下3枚子供・百合・ハートからは
清らかな愛、純愛
といったイメージも…
ルノルマン一枚一枚はシンプルだけども
コンビネーションで見てみると
なんて深いメッセージを
伝えてくれるんだろう
今回、Eさんのアウトプットから
あらためてそんな風に思いました