主治医が来た時に、寝る薬か寝れる点滴をお願いしたけどダメだった![]()
絶飲食でお水を飲めないから薬はダメ、点滴は血圧が下がる場合があるから高安動脈炎の私はダメだった。
地獄のような一夜が始まった。
目を閉じたりタオルを借りて目元を暗くしても全く寝れない。
‘仕方ない’と思いながら過ごしていたら、突然3時頃に全身がイライラして止まらなくなった


‘鬱病かいな?それとも更年期かいな?’と思いながら、ピピーンときた
‘レキサルティodなら唾液で飲める’ナースコールをして、イライラすることやレキサルティodを飲んでも大丈夫か聞いた。
主治医に聞いてOKが出たから、看護師に2錠口に入れてもらった。
点滴がずっと入っているけど絶飲食だから、口の中がカラカラに渇いてるから中々溶けない。
看護師「先生から心を落ち着ける薬を使うように指示があったから、点滴に入れますね」
浸透圧の関係で血管痛があったけど我慢した。
少し楽になった頃に、看護師が「もう1種類薬を点滴で入れますね」と持って来た。
多分、その薬が私には合わないみたいで、イライラが再燃してきた


ナースコールをして症状を伝えたら「これ以上は何も出来ません」と言われた
少し喋るたびに喉がカラカラに渇いて唾液が無くなるから、うがいを頼んで口の中を潤した。
その後も何回か呼んだらクレーマーと思われたのか、担当の女性看護師じゃなくて男性看護師が来るようになった![]()
誰に対しても私は同じように接するけど。
一睡もしないまま朝。
看護師「腸がちゃんと動いているから、お水を飲んでも大丈夫ですよ。ゆっくり飲んでくださいね」と言われて、ペットボトルにストローをさして飲ませてくれた。
お水の大切さを
思い知った
お水が美味しすぎて感動した![]()
HCUにいる間は自分で飲むのは禁止だったから、看護師に飲ませてもらった。
8:40に主治医が動脈の点滴針&背中と左お腹のカテーテルを抜いてくれた。
動脈の場合、2時間きつくテープで押さえ続けないといけなくて、ひたすら耐えた。
耐えてばかりのHCU![]()
病棟の看護師長が来て「病室を変わってもらえませんか?荷物はそのまま移動します。共用トイレから近くなりますよ」と聞かれたから、
私「大事な推し活グッズをテレビ台の棚に入れています!!」
思わず大きな声が出た![]()
師長は微笑みながら「テレビ台ごと移動させるから大丈夫ですよ」と言ってくれたからOKした。
10時半に病院の担当看護師が迎えに来てくれたから、車椅子で病室に戻った。
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術後に戻ります
術後麻酔から目が覚めて直ぐに、HCUの看護師長が挨拶に来てくれた。
何でか分からんけど、左右の目から涙が一粒ずつ流れた。
悲しい気持ちは全然無いのに。
そしたら師長が涙をそっと拭いてくれて、「何でも言ってくださいね」と言ってくれた。
‘大病院のHCUの師長になる人は凄いね’と思った。