7人の花嫁 -157ページ目
宝塚に
清く
正しく
美しく
という 言葉がある 有名な言葉
できれば できるだけ
そう生きていきたい
と ずっと思ってた
今だって思ってる
主治医が 清き水には
魚は住めない
ちょっと 濁って
ゆるりと 生きてみなさい
と いつも言われる
実際 本当は知らないが
宝塚 女の園で 妬み 嫉み 僻みと
あるらしい
ふーん
そして イカの黒作り
これは 富山県で知らん人は
いないというくらい
ようはイカの塩辛?を
イカ墨で知らん作ったもの
市販のもの お土産よう
家庭で作る 黒作り
食べたことがない
熱いご飯と食べれば
二杯はいけるという 話だが
実際に 幼い時から 市場に
遊びにいったり
家でも 大漁のいかをみると
私みたいに 食べれなくなる
イカ墨パスタみたいな
もんだろうけど
美味しくて 珍味だろうが
あの 真っ黒がダメ
結局 心というのは
黒くなったり 澄んでみたり
濁ったり の 繰り返しで
三島由紀夫じゃないが 底には
なんかがいっぱい転がって
四苦八苦して これが 正義だと
思ってたことが 自己満足だったり
あがいて 時に笑い
寿命を まつ
濁らないためには
サラサラと 流れなくちゃ
心が だんだん グニャリ
ちょっと 毎日 いい話を
聞かない 騙した 騙された
浮気したされた
自分には 関係ない
話だが 耳に入り
一人 もやもや
うん
うん 進む
まだ 母のとこに行って
悲しい 辛いよといったら
30分後に忘れても
まだ ぎゅーしてくれたり
慰めてくれる
子供の時 お母さんって
思いっきり しがみつけばよかった
自分から 親から早くに離れた私
一人で泣くんじゃなくて
そーかそーかだけ
言ってほしい
秋なのか 更年期か
しらんけど さみしい 泣きたい
年を重ねた年頃
もうすぐ 元夫の
生まれ育った 町で お祭りが
はじまる
今頃
遅くまで 各町内で
野菜で作る オブジェ
ぜーんぶ野菜で作る
その時のブームの 人 物
みなさん 家の間口?全開にして
披露する
作りもん祭り
町をあげての お祭り
高岡市に合併された
福岡町
ここに祭りでなくても
一人暮らしの義母を気遣い
なくなった 義兄 家族
うちの家族は よく 集まった
すき焼き 和牛たっぷりだけでも
ご馳走なのに
亡くなった義兄は
なんかコネがあるのか
豪華で それだけで ハレ
ケ でいえば 十分なのに
なぜか 豪華なすき焼きに
松茸 大量投入
私は 松茸はちょっと
食べるから ご馳走だと
思っていたが
みんなに美味しいものを
たくさん たくさん
召し上がれーという
義兄の 心配りを
秋に感じる
すき焼きは 椎茸じゃんと
思っていた
実は 今も思っているけど
みんなを
びっくりさせたい 喜ばしたい
お兄さん
ありがとうございました
みんな大きくなって 九州に
行ったあなたの息子達
我が子のように
可愛がってくれたうちの
娘たちも
巣立っていきました
あなたが 生きていたら
私たちも
もしかしたら 別の人生だったかも
ありがとうと ごめんなさい
しか 言えない ですよ
お兄さん
めまぐるしく 天気がかわる
暑い と思ったら 足が冷たく
お腹をそっと触ったら
アイスノンのぬるいバージョン
程度に冷えていた
仕事にいっても
なんだか心は どこか
彼方へ
ストレスか目元がピクピク
いわゆる
顔面神経痛の初期
とにかくこの季節の
変わり目 いーつも
体調がすぐれない
ふぇーーー
いやだね
こういう日は なにか
楽しいことを 考えよう
例えば たーとえばー
楽しい事
猫とまったり
好きな本を読む
雑巾を縫う
地味 地味
ジミーー ヘンドリックス
初めて 行った美容院
今までは 母親と 同じ
地元の美容室に行って
妹もいくと 結構時間も
かかるし
最近まったく見たことがない
あの お釜みたいな
ものがあって 母はおしゃれさん
だったので いつも
長い髪にパーマ それから
あの漁師町には 珍しい
毛染め 黒じゃなくて 栗色
とにかく時間がかかる
待っている間 なぜか馴染みの
お客は出前を取って食べたり
漫画を読んだり 親戚みたいな
美容室
十代半ば 富山市に
いって おしゃれそうな
美容室に行ったら
初めて 床屋さん以外で
男性の美容師さん
ひゃーーー
一瞬 しまった と
思ったが テンガロンハット
ジーンズ まるでカウボーイみたいな
おにぃさんが 髪を 洗ってくれ
それも
うげっと 思うような
田舎者のわたし
男性に髪を洗ってもらうって
子供の時 の父親以来
しかも雑 おにぃさん
とっても丁寧
カノジョ どういうスタイルが
いいの と ヘアカタログを
見せてくれるが
カノジョさ どこからー
いくつなわけ と 質問されても
心は もやもや 緊張して
もう ウワノソラ
あれから30年以上
今住んでる 市には
もうちょっと歩いたら サロン
だらけ
サロン 隣の市からも
くるんだね 田舎だもの
数年前は
田んぼの真ん中に
大きなカフェでも
できたんかいと
思ったら 美容室 いや
ヘアサロン 土地が
あまってるのねー
ミチコ美容室とか
ユキ美容院とか
商店街には
あるが 大抵
外国語の
どう読むんですか
というオサレな店ばっか
営業時間は とっくに
すぎ ても
お店の中では 何人もなにか
練習してる
私は 妹が行っている
お店 しかもご夫婦で
やってらして
すごく居心地がいい
妹がよく行くサロンなので
私のこと お姉ちゃん 今日は
どうする?
って聞いてくれる
私と同じ年のご夫婦だが
この間 美容師さんって
毎日 シャンプーして 落ちた
髪の毛 掃いて イヤーに
ならないって
聞いてみた
娘が美容学校に行って
心配なこととかも
いっぱい聞いてみたら
30年近く この仕事してきたけど
幸せだと
看護師 もしくは保育士に
なろうと思った時も
あったけど
そして 私に 心配いらないよ
って いってくれた
とはいうもの
もう 学校やめた子 何人も
いるよと
聞いた時 ちょっとショック
厳しい世界だね うーん
また 不安になる
後ろの髪も
伸びて
アヒルの尻尾みたいなくせ毛に
なっているので
また 今度行ってこようっと
髪も気持ちも
サッパリ サッパリ

