行くから 一緒に昼ごはんを
食べに行こうと
髪の長い少女を
起こした
ピクリともしない
18の女の子が
まるで あぁ 昨日は 忙しくてね
しつこいお客がねばって
大変だったのよ
なーんてスナック勤めの
おねーちゃんみたいに
爆睡
帰ってきても
まだ寝てるし
横で 痛い背中を さすりながら
自分も寝てしまった
ちょんちょんと指で
つつかれ 起きるわたし
多分 今までだったら
絶対嫌ですっていう子に
ダメ元で 背中に 大判の
シップを貼ってと
頼んでみた
さらっと貼ってくれて
助かる だってね 腰じゃなく
限りなく 変な場所が
筋肉痛
お水持ってきて
と 頼んだら さっと
持ってきてくてた
嬉しい
すごく 嬉しい
改めて みると
パッと見 今時の子なのに
手が ガッサガサ
ネイルもしてない
まだ 自分の手が 老人斑が
あるもの
すべすべ
なんだかね
複雑な気持ちで
これは また 出ていったら
さみしいなと
じゃ わたしが 会いにいけば
とも 思ったけど
京都は 観光するには
いいけど
ちょっと
それもね なんだかね
クゥーーーって感じ