赤毛のアンもどき | 7人の花嫁

7人の花嫁

和みカフェにようこそ

何年か前 母の兄が亡くなったとき
親戚一同集まり
その時 おじさん 母の妹の 夫
だから 義理の伯父さんか

に 君って 本当に いつまでも
赤毛のアンだね
といわれた

ちょっとまってー 世のなかには
アンのファンもおおいことだし

もちろんいい意味でいってくれたと
信じているが

わたし 赤毛じゃないし 
でも 空想の世界に住んでいたり

勝手に 恋人たちの小路じゃないけど

名前はつける

ようは 夢見る夢子さんと
いいたかったのだろうか

いやいや だいぶ 現実の波にもまれて
少しは 地に足がついてきたと
最近自覚しているんだけど

あの話は 長い 本当に長い
子供のころ 赤毛のアンと
横溝正史を かわりばんこに
読む子だったので

いつも 寝不足

今は 夜寝ても 寝不足

昨日は パタンと 電気もつけっぱなし
眼鏡もかけたまま
寝てしまったのに

早朝から おきる

これって 高齢者の方が早く起きるのと一緒なんかな
  今 たいがい どこかで
アジサイ祭りを やっている

昔 アジサイ屋敷とよんでいいぐらい
いろんな 種類のアジサイ 花々 野菜を
つくっていらっしゃる大きいおうちが

すんでいた 家の前にあって
よく お花や 野菜をわけてもらった

とても いい方だったけど お元気なんだろうか?

その家に住んでいるとき 風の向きの加減で
飛行機が すぐ家の横の川を 離着陸していた

赤毛のアン  もどきは その当時
結婚していたけど
いつも 窓から 王子様が 飛行機にのって
私を さらっていってくれないかなと
窓際で ぼんやり 考えたもんだ

あれから10年 王子様はあらわれない
アンも 娘に 白髪ばばぁと 呼ばれてしまった