昔 昔 現像所に勤めていた時
いまみたいに デジタルじゃないから
土日あとの月曜日とか 連休明けの
フィルムの現像は
死ぬかとおもうぐらい
わんさか来て
お雛様のときは 赤の 色が強いので
機械で色調整したり
なんか 残業 残業の毎日だった
フジカラー系列の結構大きな会社で
結構 機械も ドイツ製とか お高いのがずらり
私は カラー現像より
どちらかというと 白黒現像
これがまた地味な仕事で
薬品臭い 個室で 暗室で
よく 昼寝をしていた
で フジカラーと喧嘩した 社長が
アグファカラーという
ヨーロッパではメジャーらしい
現像に 突然切り替えた
コダックでもない サクラカラー あー コニカって
いうんだっけ
とにかく 富士フィルムよりくっきりすっきり
というかんじではなく
なんか 雨で滲んだような 微妙な色合い
そう フランス映画みたいな
きいたところによると アグファは 映画フィルムでも
有名らしい
今はしらんが
前置きながし その滲んだような
なんか かったるいような けだるいような
気持ちで 体調なんです
とりたて
バババーンと痛いわけでもなし
人生にぜつぼうしているわけでもないけど
なんだかなという 感じ
そういう 時期があっても
まっ いいでしょう
血圧も 高くならないし
商店街は いまごろ 祭りで人だらけ
うちは けっこう毛だらけ
猫の毛だらけ
きゅーーー