香比べの始まりは「源氏物語」
ご訪問ありがとうございます
平安朝香道の朝倉涼香です
「薫物合わせ」の準備に追われ
すっかりご無沙汰してしまいました。
昨日は秋らし1日となりました
今日も紅葉日和![]()
北鎌倉で催す「薫物合わせ」
「源氏物語」「梅枝」に描かれいるのが
原型となります。
「梅枝」では
明石の姫君の入内のため
光源氏が薫物比べを思い立ち、
六条院の御方々、朝顔の姫君、紫の上
そして光源氏自身も加わり
それぞが独自の香を創作しました。
後日源氏の異母弟の
蛍兵部卿宮が訪れた折
創作した薫物を取り寄せ
それを薫いて
判者(審判)が
判詞(判定のことば)を述べる
と言う「薫物合わせ」の原型を行ったのです。
平安時代には
「歌合わ「前栽合わせ」「貝合わせ」
人々が左右に分かれ、物を比べ合わせた
「物合わせ」が行われました。
平安時代に香を聞き比べ競ったのが
「薫物合わせ」です。
平安朝香道では
本日、鎌倉の円覚寺佛日庵で
行います。
皆様
行って参りま~す。
