まさかまさかで、とっても微妙な植物 | 横浜の香り教室 平安の香りと親しむ平安朝香道

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東急電鉄日吉駅3分にある平安の香りを創り楽しむ教室です。平安時代、貴族や「源氏物語」の主人公光源氏がたしなんだ香り創りや楽しみ方をご紹介。(by平安朝香道 朝倉涼香)

ピンクハートまさかまさかで

  とっても微妙な植物

 

 

 

 

ご訪問ありがとうございます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

 

 

快い風が吹いて

 

五月待つ

の季節が・・・

 

もうすぐ5月ですねキラキラ

 

 

 

 

 

 

日本の四季の中で

 

これが最高

って

 

なかなか言えませんが

 

今は、

初夏が最高ラブラブ

って叫びます。

 

 

 

 

 

 

心地よい風が吹いて

甘酸っぱい香りが

どこからともなく漂って・・・

 

何か良いことありそうな。

 

胸の中をサワサワッ

って

快い音を立てて

風が通りすぎます。

 

 

 

 

 

チューリップも

シラーも

少しずつ花を落してゆきます。

 

 

春過ぎて 夏来たるらし

 白花の 香ぞ匂い来る 小さき庭に

 

 

持統天皇の和歌を本歌取り

したつもりでも

スケールが違い過ぎます。

 

 

この白い花ではありませんが

 

和の庭に仕立てた

北の庭に

釣鐘形の小さな白い花

 

鈴蘭のようなお花が

毎年咲きます

 

 

 

 

 

 

根から香料にするつもりでしたが

よくよく調べてみると

求めていた植物の花

ではなかったのです。

 

この植物の名は

アマドコロ

斑入りアマドコロ

 

斑入りも面白そうラブラブ

 

とてもとてもよく似ていて

その植物だと思って

育てていました。

 

でも何かおかしい?

 

最初に北側に植えた植物は

確かにナルコユリ

でしたが・・・

 

他の植物に埋もれて

春になっても

姿が見えなくなっていました。

 

 

諦められず

もう一度植えたのは

ナルコユリではなく

アマドコロだったのです。

 

アマドコロは葉が広く

ナルコユリの細長い葉とは

明らかに違っていました。

背丈も高いのがナルコユリ。

 

 

調べた結果

ナルコユリの花は

5輪ほどが集まって咲き

鳴子の様なので

ナルコユリ

なのでした。

 

 

アマドコロは

花梗に1~2輪花を付け

根が甘いからアマドコロ。

アマドコロの花は2輪では

鳴子としては聞こえにくい

ですね。

 

漢方としては

根を利用します。

どちらも滋養強壮の役目。

 

香りも同じなのでしょうか?

 

残念残念

 

まさか、まさかの

微妙な植物なのでした。

 

いつか両方の香りを

確かめたいと思っています。