和の香り二月のお稽古は
「源氏合わせ」で「関屋」です
ご訪問ありがとうございます
平安朝香道の朝倉涼香です
昨日は立春でした。
立春とは名ばかり
天気予報では、関東は雪の予想
東京は大雪になるとか。
横浜も積もるのでしょうか?
とても冷え込んでおります。
2014年2月8日 10年前の大雪の日
2月は平安朝香道では
「源氏合わせ」の月となります。
「源氏合わせ」とは
どのようなものでしょう?
平安朝香道では、毎年3回
「源氏合わせ」の名称で
「薫物合わせ」を行っております。
「薫物合わせ」とは
「物合わせ」の一つです。
「物合わせ」は
平安時代に貴族の間で
日常的に行われた遊びです。
左右に別れ、判者(審判)を置いて
物の優劣を決める遊びの一つです。
「物合わせ」には
「絵合わせ」「草合わせ」「歌合わせ」
など多くの合わせ物がございます。
「薫物合わせ」は
出席者が予め創作しておいた香を持ち寄って
判者(判定者)がその香の優劣を決めるもの。
その「薫物合わせ」になぞらえて
「源氏物語」の
一帖から五十四帖の帖ごとに
各人が創作した香を年3回披露し
お互いに聞き比べる遊びです。
早いもので今回は
「関屋」となりました。
非常に短い帖です。
どのように薫物として創られるのか?
長い帖よりも短い方が
難しいかもしれません。
私も頭を悩ませております。
通常のお稽古とは違い
お一人お一人が創られた薫物。
その方の個性が反映され
改めて感性を刺激され
私もお稽古を愉しみにしております。
お稽古場(教室)は
慶応大学日吉校がある東急線日吉駅から
徒歩約3分のところにあり
入門、体験、見学など
その他ご質問などもこちらよりどうぞ。
お申し込みの際は場所をご案内いたします。
※こちらからどうぞ。