●メタバースで香りも聞ける?
光源氏の香りをお届け~~
ご訪問ありがとうございます
平安朝香道の朝倉涼香です
先週は、目一杯忙しく
土、日の新聞が読めませんでした。
読むと言ってもタイトルをザッとですが・・・
改めて目を通すと
このようなタイトルが
メタバース
未来のネットが見える
アメリカのフェイスブックが
今年10月に社名を「メタ」と変え
「メタバース」と呼ばれる仮想空間に
力を入れる姿勢を明らかにしました。
メタバースは
ネット上の仮想空間全般を
挿す言葉として使われています。
スマートフォンやパソコンに加え
ゴーグル型の端末を付けて
仮想空間を現実のように
体験するVR(バーチャルリアリティー)や
現実の画像の上に
仮想の現実を重ねるAR(拡張現実)
など
朝日新聞の
サンフランシスコ支局長が
端末を購入して
試してみた感想が書かれていました
山のキャンプ場のような場所に
世界中から集まったアバター(分身)
現実に直ぐ隣にいるような感覚で
最終的には
その中にすっかり入り込んでいたそうです。
また他には
香りまで体験できるVRで
米スタートアップ企業
「OVRテクノロジー」のVRは
VRゴーグルの下に
色々な香りの粒子を出す
カートリッジがついた
別の機器を付けるのだとか
仮想空間に入ると
森の中の
大きな滝の前にいて
木々の香りが漂ってきたそうです。
(朝日新聞12月19日の記事から)
なんと香りが聞ける仮想空間
あり得ない
と思っていましたが
そのような時代が
やって来ているのです。
手元のカートリッジが発香元
でしたら、ある程度の香りは
感じることができるのですね。
現在よりは進んでいますが
手元に発香元が存在する?
「六種薫物・むくさのたきもの」
のカートリッジが発売されるのが
それほど遠いことではなさそうですが
それなら表現できない香りは?
嗅いだことのない香りは?
分析すれば可能だとは思いますが
それで癒されるのでしょうか?
ウ~~ン
考えてしまいます。
ゲームの中では
平安時代の紫式部が
自ら香を焚いて
持てなすかもしれません
源氏の君が
得もいわれぬ芳香をまとって
そばを通るかもしれません
ウ~~ン
あり得るかも
できるかも
小学生の頃
学校の帰り道にお友達と
「おなかがすいたわね」
「ハンバーグとかアイスとか
食べたいと思ったものが
スイッチ押すと出てくればいいのに」
このような会話をしたことがあります。
その会話が今では現実となりました。
自動販売機ができるなんて
思いもしませんでした。
そのことを思い出すと
「六種薫物・むくさのたきもの」
のカートリッジから
もっと進化した
私には想像のできないもの
が発売されるのが
それほど遠いことではなさそうですが・・・
やはり手元に香りがなければね
水道管やガス管、電線を伝わって
ものが送られてくることは理解できますが
インターネットとなったら
私は、なぜ?
なのです
ですから香りの伝え方は?
どのような方法が?
その香りそのものを
どのような手段で送り届けるか
それは研究途中なのかもしれません
米国調査会社IDCの調査によると
世界のVRとARの機器の出荷予測は
2021年は
VRが800台
ARが100台
それがなんと
2025年には
VRが2900万台
ARが2100万台
に増大するのだそうです。
今はゲームの中で遊んで
暗号資産(仮想通過)を稼ぐ人が
増えているそうですから・・・
仮想現実(VR)
拡張現実(AR)
理解した気がしても
さっぱり実感がない
ゲーム世代には
わかる、わかる
なのかもしれませんね