虹の橋のたもとのニャン子まで届け!天空と今を結ぶ香り  | 横浜の香り教室 平安の香りと親しむ平安朝香道

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東急電鉄日吉駅3分にある平安の香りを創り楽しむ教室です。平安時代、貴族や「源氏物語」の主人公光源氏がたしなんだ香り創りや楽しみ方をご紹介。(by平安朝香道 朝倉涼香)

●虹の橋のニャン子まで届け!

  天空と今を結ぶ香り

 

 

 

ご訪問ありがとうございます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

 

今日が緊急事態宣言で

自粛する最後の日となりました

 

 

明日からは10月

週末の金曜日です

 

やっと~

10月はお稽古できますねOK

でもちょっと不安

 

きっと町中あふれ返るのでは?

それほど軽率ではないでしょ!

嬉しさと不安とでとても複雑です。

 

若者ではないので

なお用心しなければ・・・

 

今日は、日中陽射しも強く

夏のようでした晴れ

夕方からは

台風が近づいているのか

吹く風には

少しヒンヤリとした冷気を含んだ

秋の風

 

 

 

 

秋風が吹くと思い出すのは

ロシアンブルーの長男ニャン子です

今日は彼の命日です

12年前のあの日

あの日は

このように秋らしくなかった・・・

 

傷の痛みに体力を消耗して

ぐったりしていたのに

助けたいばかりに

嫌がる病院通いを

毎日させてしまいました。

 

最期は何としても

手元で見守ってあげれば良かった!!

 

毎日エアコンを着けて

夜中はとても冷えただろうに

暑いと思い

毎日着けっぱなしでした。

 

よかれと思ってしたことが・・・

 

当時は

ああすれば良かった

こうすれば良かった

毎日悔やんで泣いていました。

 

その後次男ニャン子が来て

 

 

それから

「虹の橋」の伝説を知って

右下矢印

(「虹の橋」とは

「Rainbow Bridge」は、アメリカで広まった

「詠み人知らず」の散文詩で

ネットを介して広まったそうです。

「虹の橋」は天国の手前にある所で

亡くなった動物たちが楽しく遊んでいられる場所。

虹の橋のたもとで愛する飼い主と会える日を

待っているのだそうです。)

 

原文は

Just this side of heaven is a place called Rainbow Bridge.

When an animal dies that has been especially close to someone here, that pet goes to Rainbow Bridge.

There are meadows and hills for all of our special friends so they can run and play together.

There is plenty of food, water and sunshine, and our friends are warm and comfortable.

All the animals who had been ill and old are restored to health and vigor. Those who were hurt or maimed are made whole and strong again, just as we remember them in our dreams of days and times gone by.

The animals are happy and content, except for one small thing; they each miss someone very special to them, who had to be left behind.

They all run and play together, but the day comes when one suddenly stops and looks into the distance.

His bright eyes are intent. His eager body quivers. Suddenly he begins to run from the group, flying over the green grass, his legs carrying him faster and faster.

You have been spotted, and when you and your special friend finally meet, you cling together in joyous reunion, never to be parted again.

The happy kisses rain upon your face; your hands again caress the beloved head, and you look once more into the trusting eyes of your pet, so long gone from your life but never absent from your heart.

Then you cross Rainbow Bridge together.

 

この詩を読んで

とても心が穏やかになり

「後悔するのは止めましょう」

そう思うようになりました。

 

 

でも何年経っても

その時のことを思い出すと

涙があふれてきます。

 

 

 

 

香りが大好きなニャン子でした

今日はお花を飾って

供養の香を焚きました。

 

 

 

 

今月のお稽古で使用するはずでした

「菊花」を空薫物(そらだきもの)として焚き

       右下矢印現代のルームフレグランス

手元では伽羅を模したお線香

「若宮」(鎌倉「鬼頭天薫堂」)を焚きました。

 

空薫物と名香(みょうごう)が

お互いに絡み合い

えも言われぬ芳香となりました。

 

 

その芳香は

虹の橋のたもとまで

届いていることでしょう

 

 

 

 

今と天空の

虹の橋のたもととを結ぶ携帯電話

それが薫物の香りなのです

 

 

菊の香りはちょっと苦手?

大好きだった春のお花でなくて

ごめんなさい

来年は金木犀で創るからね

妹ニャン子と元気で遊んでね

 

 

私が虹の橋のたもとに旅立つまで

待っていてくれるでしょうか?

妹ニャン子と追いかけっこをしながら

きっと待っていてねハート

 

 

さあ明日から

10月のお稽古の準備を始めなければニコニコ