逝ってしまった愛猫への供養の香 虹の橋のたもとまで届きますように!  | 横浜の香り教室 平安の香りと親しむ平安朝香道

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東急電鉄日吉駅3分にある平安の香りを創り楽しむ教室です。平安時代、貴族や「源氏物語」の主人公光源氏がたしなんだ香り創りや楽しみ方をご紹介。(by平安朝香道 朝倉涼香)

逝ってしまった愛猫への供養の香

 虹の橋のたもとまで届きますように!

 

ご訪問ありがとうございます

平安朝香道の朝倉涼香です

 

皆様は、ワンちゃんやネコちゃんなどと

一緒に過ごされたことがおありでしょうか?

 

我が家ではたくさんのペットと暮らしました。

犬や猫はもちろん

かぶと虫、金魚

ウサギにハムスター

カメにインコ等々です。

子供にとってとても良い友達でした。

 

最近はネコだけです。

 

年月が経つのは早いものです。

我が家の長男ニャン子が虹の橋に旅立って

一昨日で10年でした。

 

 

そしてこのブログが中断したのは

妹ニャン子が虹の橋に旅立った時です。

(「虹の橋」とは天国の手前にある所で、亡くなった動物たちが楽しく遊んでいられる場所。

虹の橋のたもとで愛する飼い主と会える日を待っているのだそうです。作者不詳の伝説だそう)

 

 

いつもそばにいて離れないペットはもう家族の一員。

不思議ですが、

父が他界した時よりも悲しみが深く長く続きました。

 

いろいろな事がありました。

趣味のはちみつに夢中になり

平安朝香道の薫物に没頭し、

少しずつ視界が明るくなって

少しずつ心が軽くなって行ったのです。

薫物作りだけでなく

時が解決してくれたのでしょう。

 

一昨日は長男ニャン子の命日だったので

菊のお花をあげて

供養の香を焚きました。


 

とても香りの好きなニャン子でした。

香りのあるお花を飾るとどこからともなくやってきて

クンクン香りを嗅いでいました。

 

フリージアやスイセンのお花に近づいて

うっかりしているとムシャムシャ食べそうでした。

猫が食べると危険なお花もあるので

夜寝る時には別の部屋に移動したものです。

 

フレグランスも大好き。

私が着けているとクンクン嗅ぎ回って

髪の内側に潜ってくるほどでした。

 

そのようなニャン子でしたから

いつかお花の香りを写した香を作って

供えるつもりだったのです。

 

以前に作った薫物の供養香です。

お花の香りを感じてくれるでしょうか?

 

 

天空まで届きそうな香りは

私と天空の彼方にいる人や動物を繋ぐ

  携帯電話

 そう思っています。 

 

 モシモシ

   元気にしてる? 

  脚は治った?

 妹ニャン子は元気?

  あまり追い回さないでね。

 

なんてね音譜

声にこそ出しませんが

心の中でつぶやいています。

 

絹の手触りの

シルバーグレーの次男ニャン子の背中を撫でながら・・・

 

お線香も焚きますが、2、3年前から次男ニャン子は

アレルギーなのです。

 

お線香の煙や埃がだめ。

寒暖の差で

クシャミが出ます。

おまけに花粉症です。

人間並みのアレルギーの持ち主です。

 

ですから、薫物で供養するのです。

 

最近ではお線香も煙の少ないものが販売されています。

でもやはり薫物が良いようです。

 

身近な方のご供養やペットの供養にと

供養の薫物を作られる生徒さんもいらっしゃいます。

 

薫物の香りに載せて

生徒さんの心の声が

    虹の橋のたもとまで届きますように虹

 

そう願っております。