こんばんは。
5連休を終え、今日はパートのお仕事に。
でも明日から2日間お盆として休みます。(来週のシフトがハード)
先日の大阪旅のメインは、コートの生地探しでした。
知り合いの方に教えていただいた「細川毛織さん」に行ってきました。
なんと創業は明治43年!
昨年コートを試作したのですが、着てみて、もう少し生地に拘りたいな・・と思ったのがきっかけです。
そもそもウチは受注生産。今年であれば、季節ごとのアイテムの製作でいっぱいいっぱい。
今後、コートを販売するとしても限定数名限りとなります。
そして、やはり冬物のコートというと当然にお値段も張ります。(使う生地、デザインにもよりますが、当店で販売するとなると5万円の金額では到底無理です。)
40代の私が百貨店で選んできたコートも今までは5万円台くらい。一昨年購入したセオリーのダウンで8万円くらい。(←それでも頑張って購入しました)
それであれば、生地をもっと良いモノのして、大人のコートとして上質なものを作った方がいいのでは・・と考えました。
(前置きが長くすみません)
そして行ってまいりました泉大津市!
最初は、どうやって行くの?ぽかーん。でしたが、そんな場所に一人で行くようになるのですから、大人になったわ~と実感。
南海電車で快速で30分くらいで着きました。
駅から徒歩5分。そこからは分からないのでタクシーに乗ろうと思っていたのですが、お忙しい中、社長さん直々に迎えに来てくださいました。(大変恐縮いたしました。)
事務所について着いて最初に見せていただいたのがカシミヤのふわふわ。
初めて見ました。糸になる前のカシミア。
ほんっとにふわふわの綿あめのようでした。
早くも興奮し恐縮を忘れる・・
そしてカシミヤとはどんな場所でどのようにヤギから採るのか、を写真集を見せていただきながら説明してくださいました。
細川毛織さんが扱っているカシミアは内モンゴルの山羊。
前回は社長さんが内モンゴルに出張してアポが取れなかったのでした。
内モンゴル???ですよね?
中国とモンゴルの境にある中国にある自治区だそうです。(なので国的には中国)
そして驚いたのが、草がうっそうと生えている草原ではなく地面が見えていて岩や石がゴロついていて、その間にチョコチョコ生えているような荒野?のようなところの草を食べている山羊が良いそうです。
(この写真は牛ですが、例えばこんな感じの草の生え具合。)
山羊は上記の写真のように表面は長い毛で覆われています。この長い毛の中に柔らかい毛が生えており櫛で梳いて集めます。
一頭からはほんの少ししか取れず、それを現地の方が手で選別し、洗毛します。
細川社長さんは、現地で見て体感してきたことを写真を見ながら丁寧に教えてくださるので、分かりやすくてとても興味深かったです。どんな質問にも答えてくださいました。
洗う前の毛の匂いが動物臭がすごい!とか(笑)←きっと私は耐えられない
なぜなら、子供の頃、スーパーの鮮魚コーナー、氷の上にむき出しの魚が置いてある場所でもゲボゲボしていたから・・臭いにヨワイ。
自分の知らないことをその道に精通した方に教えてもらえるのは、本当に楽しい!頭が良くなったような気さえしました。(どうして子供の頃、社会科見学にもっと興味を持たなかったのでしょう・・残念な幼少期。)
現在は、一部のメーカーさんへの生地の卸しとカシミア100のストールをオンラインや百貨店で販売されていらしゃいます。
事務所に沢山カシミアのストールがありました。触りごこちは文句なく最高!
お客様のご要望で短いサイズも販売されています。「巻いてみてください。」と仰ってくださったのですが、その時に汗がひどかったので遠慮したのですが、帰ってから激しく後悔しました!!!
薄めの色は自社で天然染料で手染めをされているそうです。
あーまるで自分のアウトプットのためのブログですね。
でも、こんなお話聴いてきたよ・・ということも、読んでいただいている方に知ってもらいたくて・・。
中には、こんなブログでもじっくり読んでくださっているお客様がいらっしゃるのですよー。
そうして、いよいよコートの生地探しに入ります。
長くなったので2記事に分けます。( ´艸`)
泉大津は毛布の街。
ただいまダニエルウェリントンさんのモニターをさせていただいております。
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