愛を求めて、何処までいく――地の果てまで。
真実の愛を求めて、トランシルバニアへと旅立った女の魂を描いた物語。
映画 「トランシルバニア」 を観た。
突然姿を消した恋人ミランを見つけるため、ジンガリナは親友のマリーと共にミランの故郷
トランシルバニアへと旅立つ。(中略) ミランがミュージシャンだったため、ロマの楽士たちに
ミランを知らないか尋ね、ついにジンガリナはミランを見つけ出す。
しかし、ミランには、もはや愛情のかけらさえ無かった。
愛するほどに傷ついて、傷つくほどに愛を求めて――
苦しむのは、薄情な男を愛してしまった女の宿命か?
男が、何も云わず、突然縁を切るような行為をするのは、何処の国でも同じなのか?
愛情がなくなったなら、キチンと別れを告げてから身を隠して欲しいものだ。
『女は弱い。されど母は強し!』 よく耳にする言葉である。
子供の親となった女は、強く優しくたくましく生きて行けるのだ。
子供を産んで笑顔を取り戻したジンガリナのように、希望の光で輝くのである。
彼女の笑顔を見ていたら、映画 「そして、ひと粒のひかり」 を、思い出した。
*上記の青字文章は、全てパンフレットより引用。