2008年2月2日、私は目撃した!
ん?、チョイと思わせぶり過ぎ?
禁断の、そして極限の愛の場面にヴェネツィア騒然!
全世界を衝撃の渦に巻き込んだ愛の問題作、遂に日本上陸決定!!
2008年初頭、あなたはタブーを目撃する。 (チラシより)
『ブロークバック・マウンテン』 で禁断の愛の世界を描いた巨匠 アン・リー監督が、
中国映画として初、性表現の限界に挑戦した世紀の話題作! 愈々日本上陸!!
(チラシより)
お~、2月2日に公開とは! 知人の誕生日ではないか!
忘れようにも忘れられない映画になるかも?
数日後、映画館に別バージョンのチラシが置いてあった!
その愛は、許されるのか? (チラシより)
1942年、日本占領下の上海。
人々に恐れられた、傀儡政権下特務機関の顔役 イー。
イー暗殺の命を受け、彼の元へと忍び寄る女スパイ ワン。
ワンはイーを誘惑し、やがてその魅力で彼を堕とすことに成功する。
人目をはばかる危険で激しい逢瀬を重ねるふたり・・・。
戦時の節、明日をも知れぬ死と隣り合わせの彼らは、背負う任務こそ敵対すれど、
肌を重ね合わせるそのひとときだけ、愛の深淵を享受し、そしてひとつになる事ができるのだ。
しかし運命の時は刻々と迫っていた――。 (チラシより)
遂に2月2日! 待ち遠しかったな~
知人の誕生日だということを思い出しもせず、いそいそと映画館へ向かった。
待ちに待った映画 「ラスト、コーション 色|戒」 を観た。
アン・リーは云う、中国で “Lust” は仏教用語の “欲情” を意味し、“Caution” は “戒め” を意味する。
つまり「自己の欲を戒めなさい」と諭すものだが、この言葉には著者の張愛玲が託した二重の意味があると。
“色” は “人生” そのもの。人間が生きていく上で不可欠な “感情” を著しています。
また、“戒” は指輪のことを中国語で “戒指” と表現するように、“誓い” の意味があるのです。(中略)
ヒロインが仕掛けた欲情と正義の誓い、そして映画の物語の重要なキーポイントである指輪をも掛けた
タイトルなのです。 (パンフレットより)
↑この小さな写真は原作者、愛鈴玲(アイリーン・チャン)さん?
「ラスト、コーション」の主人公ワンは、第二次世界大戦期の上海に流星のように消えた美しき女スパイ、
鄭蘋如(テイ・ピンルー)をモデルにしているという。 (パンフレットより)
パンフレットには、『ラスト、コーション 』 を良く知るための年表も載っている。
ポートレートも多く掲載されている。ここに載せるのは控えておこう。
こんなチラシも置いてあったので持ち帰った。
絶賛上映中!
禁断の、そして極限の愛の場面に全世界が騒然!
アメリカ、ヨーロッパ、中国、香港、台湾、韓国・・・
興行収入を次々に塗り替えた衝撃の愛の問題作、遂に日本上陸!!
各界からも衝撃と絶賛の嵐 (チラシより)
それにしても、マイ夫人なんだけど・・・・
(アダチユミちゃん+ナガサクヒロミさん)÷2=マイ夫人。
私の頭の中から、どうしても消え去ってくれない。
マイ夫人とイーの激しくも美しくリアルな愛情表現に感動と、・・・・。
“あれ”は、演技だったんだろうか? とてもそうは思えないのだが・・・・・・
演技で“あそこまで”できたとすれば、トニー・レオン氏とタン・ウェイさんは世界一の演技者かも?
だけど、どうしてマイ夫人は “カプセル” を飲まなかったのだろうか?
やはり、イーはイーでしかなかった、と諦めたから?
クァン・ユイミンを心から愛していたから?
ワン・チアチーとしてクァン・ユイミンと共に最後を迎えたかったのだろうか?
彼に愛されたかったのかもしれないね。
地の果てから
最果ての海まで
わたしは探し続ける
心の同伴者を
今夜(2月6日)、BS2で、アン・リー監督の映画 「グリーン・デスティニー」 が放映されたはず。
残念ながら、帰宅が遅くなり、観る事はできなかったが。
公式サイト : 「ラスト、コーション 色|戒」