家に帰ろうといつもと違う通りを歩いていたら、
新しいラーメンやさんができているのを発見。
書泉タワーの前、昭和通を渡って浅草橋方面にまっすぐ、
しんしんのビルのまん前にある、『麺 旬風 』。
以前書いたお蕎麦の山茂登 の手前です。
感想は・・・
■麺:小麦粉「春よこい」を使った手打ち麺、悪いとは決して言わない。
でも、甘みが決定的に足りない。コシは十分。もう少し太めでも良いのでは。
■スープ:全体のまとまり感に欠け、それゆえ丁寧な作りにも関わらず
完成度が低いと感じさせてしまう。
もっと濃厚に豚骨スープをとって、「旨み」の強いスープを目指すべきでしょう。
もしくは、鶏を強烈にして、全く別の香りのスープにするか。
特長が欲しい。
添付の梅ソースは入れると確かに美味しいが、
これははっきりいってスープのコクの無さをごまかすためのものです。
決して「入れるとさっぱりする」というお店の方のコメントの通りではありません。
■具:チャーシューとメンマが本当に美味しい。
特にメンマはびっくりするほど美味しいし、
(大井町ののりやを思い出すような)岩のりも合います。
惜しむらくはスープに入っている長ネギ。辛過ぎて萎えます。
ラーメンの葱は、甘めが良いかと。
生ネギを試食して調整して欲しいところです。
総合して、「悪いとは言わないが、完成度は中の上」
という評価です。いつになく沢山書いちゃった。
ラーメンデータベースを見ていると、
昼のみにリストインしているあっさりラーメンの評価が高いようなので、
夜1食食べただけで評価しきれないのかもしれませんが・・・。
1年後に劇的に美味しくなっているといいな
という期待をこめて、頑張ってほしいお店です。