デンマークの「サイレント・ハート」をリメイクした映画で、病状が進むなか、安楽死の選択をした母を看取るために、家族が集まり最後の週末を過ごすという、欧米らしい作品だと感じました。
最終的に、母(リリー)の決意を尊重する家族ですが、そこには、それぞれの”思い”や葛藤も描かれています。
家族といっても、多種多様、色々な形(関係)があると思いますが、近すぎる故に理解していない事もあるかと思います。
そのうえで、近過ぎて忘れがちな、”相手を尊重すること” も大切な一つではないかと、改めて感じた作品でもありました。