「マイ・バッハ不屈のピアニスト」は、20世紀最高のバッハの演奏家と言われたピアニスト、”ジョアン・カルロス・マルティンス” の半生を描いた作品です。
映画の中で流れる曲は本人が実際演奏したもの、という事もあって、迫力満点、聴きごたえがありました。
(これだけで結構満足なのですが、映像も綺麗でした。 )
人生、山あり、谷あり、谷あり、山あり。。。
タイトル通り、”不屈”の音楽家の半生です。
見ている側からすれば、なんて無茶な!と思うようなシーンも多々あり、芸術家の激しさ、のようなモノを感じたのですが、
エンドロールに流れたモノクロの写真の数々は、晩年の穏やかな表情と共に、作品の余韻に浸ることができました。
2016年のリオ・パラリンピック開会式で、国歌の演奏を担ったことでも注目されたとのことで、その映像も見ましたが、やはり穏やかな空気が流れていたように感じました。