
「ママが居ないと寂しい~」
「ママは後から来るの?」
「ちさちゃんはひとりはイヤだな~」
ボソボソと話す娘さんがたまらなく、いとおしくて、朝からギューッと抱きしめ続けたよ

制服に着替えても指折り数え、待ちに待った初日だというのに、かなりのローテンション


「ママは後からくるの?」
「やっぱりひとりはさびしいの‥」
なんて言うものだから、切なくて

そんなセンチメンタルな空気のなか、おのみなと幼稚園のバスが到着

バスが止まると、先生がすばやく降りてきてくれて、娘さんの背中をサッとバスに押し入れた。
すぐさま、席に誘導され「いってきます!」と先生の声を聞いたかみたか、バスは発車して行ったよ…

ポツンとその場に取り残された感は否めない

しかし、チンタラしていたら危ないし、待っている児童もいるからね。
今生の別れにならないように、サササッと行動するのが正解だね

姿が見えなくなるまで、娘さんが手を振ってくれた

大通りで朝ラッシュの中、恥も外聞もなく、ブンブン振りかえしちゃったよ

親側のメリットは、移動時間がなく、悪天気にも左右されない。
デメリットは、先生からの情報が入らない。伝えることもできない。
子ども側のメリットは、バスの中が楽しいらしい。
デメリットは、まだわからない。
幼稚園側との会話は、バス乗車してくれる先生が行き帰りに一言、「いってきます」そして、「賢かったです」だけ。
…これで良いのか
