(とくに赤坂の一部では「出家したのか?」と言われていたらしいけど…)
その訳はこのヒマラヤの山々…今回の旅の目的はトレッキングでした。
マチャプチュレ(6993m)ニルギリ北峰(7061m)やダウラギリ(8167m)を眺めながら、
チベット国境に近いジョムソン街道(2800m)をトレッキングすること。
ジョムソン街道は古くからチベットとインドを結ぶ交易路。
日本の三蔵法師と言われる僧侶・河口慧海が、明治時代にあらゆる困難な中、秘かにチベットへ向かった道です。(「チベット旅行記」が出版されています。)
本来ならジョムソンまで1週間かけて歩きたいところですが、勤め人にはそれは困難。
ならばポカラからマウンテンフライトで一気にジョムソンまで飛んで、そこから先を歩こう…という計画でした。
しかし、二日間ポカラ空港で粘りましたが、あいにくのブリザードでフライトは欠航。。
乾期を選んだのですが山の天気は複雑


ジョムソン空港はヒマラヤ山脈の複雑な気流に阻まれ、世界一着陸の難しい空港とは聞いていたけれど。。
泊まるはずだったホテルは。ジョムソン随一高級山岳リゾートホテル「ジョムソン・マウンテン・リゾート」
室内プールで泳ぎながらヒマラヤ山系を目前にを見ることができる…なんて、あのネパールで信じられないうたい文句。予約が取れていただけに残念でした。
というわけでジョムソンへは行けなかったけれど、急遽予定変更・ポカラから登山することに。
ここまで来たら、自力でも行けるところまで行かないともったいない


けっこうな急斜面を頑張りましたが、POTHANA(2000m)で視界不良で足止め。
ここまでが今回の最高地点になりました。
記念にレストランとはとても言えない掘っ立て小屋でお茶。
おばあさんが入れてくれたチャイは温かくて美味しかった


高級ホテルから、思いがけず山のロッジに泊まることになったけれど、おかげでいろんなツーリスト…日本人やオーストリア人、オーストラリアのファミリー(これからアンナブルナBCへ10日間のトレッキングに向かうとか)…たくさんの楽しい出会いがありました。
朝焼けに照らされた山々を眺めながらの朝食。シンプルだけど最高でした
