音楽の祈りと国を超えた思い | Ruby☆リュクスDays

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芸術の世界で生きる私。極上の芸術・美しい音楽・魅力的な人・リュクスな時間に触れて、日々審美眼に磨きをかけます。

サントリーホールにて、フィンランドの指揮者によるシベリウスの音楽を聴く。

フィンランドの「第二の国歌」と称される交響詩「フィンランディア」に衝撃を受けました。

今まで何度も‥100回は絶対に聴いている「フィンランディア」がこんなにも鮮やかで躍動的だったとは!

わかってはいたけれど、指揮者によってこうも違うのかと改めて。。

楽譜には書かれていないディナーミクとアゴーギク‥魂の揺さぶりは楽譜では表現しきれないのか。
楽譜の限界をも感じました。

音楽は生きている。だから面白い。

木管と弦楽器のコラールは被災地への祈りに聞こえ、
フィナーレに向かう盛り上がりは日本への励ましに聞こえた。

きっと、マエストロの思いはそうだったはず。
周りが引き止める中、来日して下さったマエストロですから。

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終演後、ロビーにてマエストロ、楽団員らが募金を呼びかけ、ご来場の皆様に多額のご協力をいただくことができました。