サントリーホールにて、フィンランドの指揮者によるシベリウスの音楽を聴く。
フィンランドの「第二の国歌」と称される交響詩「フィンランディア」に衝撃を受けました。
今まで何度も‥100回は絶対に聴いている「フィンランディア」がこんなにも鮮やかで躍動的だったとは!
わかってはいたけれど、指揮者によってこうも違うのかと改めて。。
楽譜には書かれていないディナーミクとアゴーギク‥魂の揺さぶりは楽譜では表現しきれないのか。
楽譜の限界をも感じました。
音楽は生きている。だから面白い。
木管と弦楽器のコラールは被災地への祈りに聞こえ、
フィナーレに向かう盛り上がりは日本への励ましに聞こえた。
きっと、マエストロの思いはそうだったはず。
周りが引き止める中、来日して下さったマエストロですから。
終演後、ロビーにてマエストロ、楽団員らが募金を呼びかけ、ご来場の皆様に多額のご協力をいただくことができました。