老舗でディナー『川甚』 | Ruby☆リュクスDays

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芸術の世界で生きる私。極上の芸術・美しい音楽・魅力的な人・リュクスな時間に触れて、日々審美眼に磨きをかけます。

週末は主人と老舗『川甚 』へお食事に。

川甚
川甚 』は
柴又に江戸後期からあって、夏目漱石・谷崎潤一郎・三島由紀夫などたくさんの文人に愛された川魚料理の老舗です。帝釈天でお参りしたあと江戸川・矢切の渡しあたりをお散歩し、、川風と秋の気配が気持ちよいです。川沿いにある老舗『川甚』本館に向かうと今ではめずらしい法被姿の下足番がお迎えしてくれます。


お料理はまずお通し。箸置きも川魚料理らしく風情があります。

先付 先付2



あらい

そして「
鯉の洗い」
大量の井戸水で洗い流して臭みを抜きます。江戸時代も今も贅沢な一品です。さすがきちんとしたお店はていねいな仕事。臭みがまったく無く旨味とコリコリした歯ごたえが!美味し~いラブラブ!辛子酢みそでいただきますが。私は鯉の味を楽しみたいので薬味だけでいただきました。


松茸土瓶蒸し

「松茸の土瓶蒸し」
今シーズン初松茸です。二人でもたっぷり~!良いお出汁も出ています。







鮎塩焼
ほくほくの「鮎の塩焼き」は手作りのタデ酢でいただきます。さすが料亭のタデ酢はピリッとした辛みがあって市販品とは違います。作るのに手間がかかるのでなかなか本物には出会えません。





鯉こく

そして「鯉こく」
柔らかく身はほくほく♪
土鍋であらかじめよく煮てあるものをさらに目の前で加熱してくれますが、辛くならないのは
"江戸甘味噌"が使われているからです。旨味と甘味…またいただきたいわラブラブ


鰻

「うな重」
既におなかいっぱいと思っていたのに、やわらか~い鰻にお箸が進みます。




そして水菓子はフルーツ。
おいしく頂戴致しましたニコニコ


主人は海外のお客様接待でこちらを使っているようですが、日本人こそこのホンモノを♪
川魚は臭みがあると思っている方は、是非『川甚』のようなきちんとしたお店で召し上がる事をお薦めします。


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