答えられる人はきっとお母さんのしつけが良かったのでは、
もしくは、お茶やお花や踊りや、着物を習っていて
礼装の着物に、ついてる家紋を知ってたのでしょうか、
家紋は、昔天皇家や大名から功績によって賜ったもので、
江戸は時代からは、町人も農民も、全て家紋を持って
苗字と同じように使われていました。
この家紋は、一族の名誉として誉れを汚さないよう、一門が
心して扱い、それと同時に、先祖の遺徳をしのび、それに恥じないように
生き方をするための、無言の教訓でもあったのです。
今では、紋付の着物は、礼、正装の場合に限られます。
紋の数は、五つ紋が第一礼装に、三つ紋、ひとつ紋は正装、略礼装
に使われます。
ですから女性は、実家の家紋を覚え、結婚したら嫁ぎ先の
家紋をきちんと知っておいたほうがいいでしょう。
なお、お嫁に行くときは、もっていく着物は、嫁入り道具として
作るので、地方によっては、嫁家の家紋を、入れますが
喪服だけは、以前から持っていた、と言うわけで
実家の家紋を入れることが、多いようです。