“結び”から生まれるもの | 札幌 東区 元町 電子トリートメントのお店 美容室 アリエッティ

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いつも新しいことに挑戦してみるのが
大好きです。
常に髪に良いもの、お客様の髪の状態で一番いい製品を取り入れ1つのものにこだわらず、最高の結果を出せるように研究しています。

 

日本の着物を装うときに帯結びはどんな意味を持つのでしょうか

帯を結ぶことは、見る人の視線を美しい帯結びに集中させて、

肉体を、感じさせない精神性の表れであり、後ろの人

にも感じよくあろうとする愛の心の現われです。


また、陰と陽二つのものを一つに結びあわせると、

そこに新しい価値が創造されます。

結びの「むす」は生産、創造の「うむ」が、転じたもので

「び」は神霊を、意味します。


例えば、一本の紐や帯の左右の端、つまり陰と陽を

結び合わせると、新たな価値すなわち美を創造するのです。

ここから昔は“結び”を“生す霊”と書きました。

同じように男性と女性が結ばれると、そこに新しい価値

としての、子供が誕生します。

生まれた子供が男の子なら、ムスビヒコで息子になり、

女の子なら、ムスビヒメで娘といわれてます。

このように結びは“生す霊”と書いて深い愛がこめられる、

と言われてきました。



贈答品や引き出物などに紅白や金銀の水引をかけるのも、

結び目に愛の心が込められている、古代からの“生す霊”の

思想によるのです。