これから秋に向けての婚礼シーズン
日本独自の着物の文化をとうして
美しい着装はもちろんですが、
美しい心、色々な叡智について
何回かに分けて、書いて行こうと、思います。
最近美しいとキレイが混同されているように思います。
例えば「あの人肌がきれい」
「キレイな身なりの人」
このようにキレイというのは
表面的なことを指すと思ってください。
所が「美しい」は「羊」と「大」が合わさって
「美」です。
羊は昔、中国で神に捧げ犠牲の羊をいいます。
つまり、羊は奉仕とか献身という愛の心を言います。
愛の心が大きいほど美しいということになります。
ほんとの美しさとは、自分のために表面だけ
飾ることとは本質的に違います。
相手に行き届く思いやる心、愛が
大きいことが、本当の美しさです。
愛の心は誰でも生まれながらに深く持っている
心、本質なのです。
人間は誰でも美しくなることが出来るのですが
真の愛を知らないで、ただ表面を、飾ること
だけしていると周囲を感動させる美しさには
到着できないというのです。
よく親に言われました
身なりばかり飾っていても中身が追いついてない
Σ(・ω・ノ)ノ!
「恋する女はきれいさ~」あれ
相手に良く思われたい、相手に喜んでもらいたい
頭でわかっていてもなかなか実行できないとき
体調が悪い、叱られた、都合の悪いときありますよね。
本当の美しさを手に入れるには、
どんなときでも、常にいつも存在意識の中
に植えつけることが大事です。
存在意識は95%無意識で
意識するのは後の5%なのです
意識しない存在意識にこうありたいと
いつもイメージを反復して行くうちに
深く刻み込まれ本当に美しくなっていきます
それが美しくなりたいという根本的に
思ってないとだめですよ
あたりまえですが・・・
かなり話はとうまわりしましたが、
昔の人は毎日着ていました。
毎日着ることで、礼儀作法、しつけ
これが自然に身に着きました。
ちょっと前のよき時代を振り返って
着物をとうして役に立つ事
何回かで、書いて行こうと思います。