映画館には行けなかったけど、ずっと観たいな~と思っていた『告白』
レンタルDVDが解禁になってからは、早く観たくてお店に行く度チェックしていたのですが、常にレンタル中
それが昨日はタイミングがよかったのか、空きを見付け、やっと観ることができました。
原作は文庫化されてすぐに購入して、一気に読みました
感想はその時にブログにも書きましたが、とても面白い内容でした
これを映画化するにあたって、登場人物の心理をどのように映像で表現したのか、とゆう点に興味津々でした。
ネタバレにならない程度に感想を書きますと、原作が申し分ないのでストーリー展開は面白かったです。
この作品の面白さは、ひとつの事件でも人によってとらえ方が違う、とゆう点だと思います。
小説では、章ごとに語り手が変わるとゆう形でそれを表現していました。
映画では登場人物の台詞や動作で、そのあたりをうまく表現できるのかな~と思っていたのですが、やはりそれは難しかったようです。
小説と同じように、語り手を変えての告白と称したナレーション。
登場人物の内面が大きな鍵となっている作品だから、そのような手法をとるしかなかったのでしょうね。
それと、これは個人的な好みになりますが、私は心理的なサスペンスものは好きですが、血が飛び散るようなスプラッター映画は好きではありません。
この作品は心理的に充分怖いストーリーなので、敢えて残虐な殺人シーンを画にする必要はなかったように感じました。
視点を変えてキャストに注目して観ると、また違った楽しみ方ができると思います
岡田将生くんが演じた鬱陶しい教師っぷりは、これまでの彼のイメージを覆し、役者としての新境地を開拓したと思います。
それと私が注目したのは、生徒会長の女子中学生を演じた女の子。
初めて見る女優さんでしたが、目力が強く美しい少女でした。
今後、人気女優になるかも・・・
期待したいと思います。
総評としては、原作を読んでいない方は、ストーリーに引き込まれること必至だし、衝撃のラストまで楽しんで観ることができると思います。
是非とも、お勧めします。
既に原作を読んだ方にとっては、良く言えば原作に忠実でガッカリすることはないと言えますが、逆の言い方をすれば・・・小説のまんまですね。
まぁ、個人的見解ですので、ご了承ください。