グランプリシリーズ最終戦となった、エリックボンパール杯
今回は地上波での放送があったので、ストリーミングなどはせず、夜の放送を待ってテレビ観戦しました
結果は、小塚崇彦選手の完全優勝
SPを1位で折り返していたし、当日にジュベール選手が棄権を発表したこともあり、十中八九、小塚くんの優勝だろうと予想はしていました。
クワドも決めて、ほぼノーミスの完璧な演技
演技を終えた小塚くん本人も、勝利を確信した表情をしていました。
この時の私は、「こづくん、きっと優勝だね~、おめでとう。」と素直に喜んでいました。
ただ、私を驚愕させたのは、その得点です
170.43・・・こんな高い得点が出るなんて
髙橋くんが優勝したNHK杯(156.75)、スケートアメリカ(148.95)の得点をも、大きく上回っています。
小塚くんにとっては、パーソナルベスト。
そして、髙橋くんが世界最高得点で優勝した、あの2008年の四大陸選手権のFPの得点(175.84)にも迫る程の高得点なんです
この得点を見て、私の小塚くんの優勝を祝う気持ちが、サッーと引いていくのを感じました。
小塚くんの存在を初めて怖いと感じてしまったんです。
それまでは、髙橋くんが少しミスをしたとしても、小塚くんに抜かされることはないだろうとゆう気持ちが、私の中にあったのだと思います。
だから、小塚くんのことも素直に応援できたんです。
いつの間にか、こんなにも髙橋くんのライバルになり得る存在になっていたなんて
特に脅威を感じたのは、3つ全てでレベル4を獲得した小塚くんのスピン。
私も、いつも演技の最後で回る高速スピンが好きで、素晴らしいなぁと思いながら観ていました。
髙橋くんにはないスピード。
だけど今は、それを観るのも、なんだか胸が痛むような思いです。
グランプリファイナルへ向けて、出場選手が出揃った今。
早く今の髙橋くんの演技が観たくて、楽しみでワクワクしている気持ち。
でも一方で、怖いような心配なような・・・モヤモヤした気持ちが沸き起こってきているのも事実です。
もちろん、ファイナルではライバル選手のミスを願うのではなく、全選手がベストな演技をして、レベルの高い戦いを繰り広げて欲しいと思っています。
その方が、観ていて盛り上がるし、断然面白いですから。
でも「日本人男子初」のタイトルは、小塚くんではなく髙橋くんに獲って欲しいとゆうのが、正直な気持ちです。
私はやはり、フィギュアファンではなく、髙橋大輔ファンなのです