梅雨入りして、連日の雨です
お出掛けする気にもならないし、家での時間を有意義に過ごそうと思い、久々にDVDをレンタルしてきました
私は邦画が大好きで、レンタルするのも9割方、邦画なんです
今回は、昨年公開された映画で、前から気になっていた『ラッシュライフ』を借りてきました。
原作は、大好きな作家・伊坂幸太郎氏
思えば、これが私が最初に出逢った伊坂作品でした。
奇想天外なストーリーが最高に面白く、引き込まれました。
これをきっかけに伊坂作品にハマり、その後たくさんの作品を読破しました。
それ程、この作品は私にとって、忘れられない心に残るものなのです。
面白かった小説が映画化されたのを観ると、ガッカリすることが多いので、今回はあまり過度な期待はせずに観ました。
それなのにこの映画は・・・予想以上に残念な出来でした
東京芸術大学映像研究科の生徒らが企画プロデュースから製作・配給までを一貫して行った作品だそうですが、やっぱり素人が作るとこんなにもつまらなくなるものか・・・とゆうかんじでした。
とりわけ不快だったのは、目を覆いたくなるような残虐なシーンを生々しく映像化していたこと。
この場面、小説では意外とサラッと描かれていて、こんなにもグロテスクに映像化する必要は全くなかったと思います。
スプラッター映画じゃないんだから
このシーンが延々と続いた時は、本当にもう途中で観るのをやめようかと思ったくらいです。
この作品の醍醐味である、各章の登場人物がリンクする展開も、映画だと無理矢理感が否めません。
唯一の救いは、堺雅人さん演じる泥棒・黒澤が登場する場面が、役者の力で、シュールだけどクスッと笑えるシーンになっていたことですかね。
あっ、それと野良犬の演技(?)が上手で可愛かったです
最後まで何を伝えたいのか解らないまま、ジ・エンド
あ~、私の貴重な2時間を返して欲しい~
次は『重力ピエロ』をレンタルしようと思っていたのだけれど、またこんなガッカリ作品だったらイヤだなぁ。。。