自分の状態には うんざりしていたけれど 大会は すごく好みだった
川が流れ 決して多くはないけれど 温かい丁寧な応援
暑い中 おじいちゃん おばあちゃん 子供さん 地域の方が応援してくださる
農作業の途中 手を止めての応援 嬉しかった
最初の 5キロ位のエイドから 2.5キロ位のエイドに間隔になって 助かったけれど それでも
その間が 苦しい
手作り豆腐の看板があった
この近くに 豆腐屋さんがあるんだ 買いに行きたい
でも 帰り道は 逆だから無理だなぁ
そんな事を考えながら 次のエイドを目指した
エイドで休憩は OKだけど 10キロまでは ゆっくりでも走る
いつの間にか そんな目標ができていた
そして やっとエイド 水をかぶる タオルを絞る・・・
水を飲む
と 豆腐がある
もしかして さっきの豆腐屋さんのお豆腐なんだろうか
いただくとすごくおいしかった
テーブルの後ろを見ると お父さんらしき男の人が豆腐を出して
小学生の男の子が 豆腐を切っていた
豆腐エイドの横には お母さんらしき 若くて美しい女の人
さっきの看板の豆腐屋さんで 家族でやっていらっしゃるのかなぁと 想像した
「ごちそうさまでした すっごくおいしかったです」
お母さんらしき美しい女の人にお礼を 言うと
「それは 良かったです」
と 美しい笑顔を返してもらった
ヨレヨレになったからこそ 見えた風景
ヨレヨレになって良い事もあるものだ。。。
と 思った