ソウルを歩いている途中、急にトイレに行きたくなったらどうする?
初めての韓国旅行では、意外と困りやすいポイントです。
ソウルには地下鉄駅や公共施設をはじめ、旅行者が利用できるトイレが比較的多くあります。
ソウル市の公式観光案内でも、公衆トイレの多くは無料で、設備も比較的整っていると案内されています。

出典:Visit Seoul「Miscellaneous」、2026年9月15日確認
https://english.visitseoul.net/miscellaneous
そこで韓国旅行前に、ひとつ覚えておきたい韓国語があります。
「개방화장실(ケバンファジャンシル)」です。
日本語では、一般の人も利用できるように開放された「開放トイレ」に近い意味です。
韓国の地図アプリでこの言葉をそのまま検索すると、近くのトイレを探すときに役立ちます。
「공중화장실」と「개방화장실」は何が違う?
韓国の法律では、공중화장실(公衆トイレ)は、多くの人が利用できるよう国や自治体、法人、個人などが設置したトイレとされています。
公園や観光地などで見かける、一般利用者向けのトイレもこのカテゴリーに含まれる場合があります。
一方、개방화장실(開放トイレ)は少し意味が異なります。
公共機関の建物内にあるトイレを一般の人に開放したものや、自治体が民間施設のトイレを一般利用できるよう指定したものなどを指します。
その建物に特別な用事がなくても利用できるトイレを探すときに、ぜひ覚えておきたい言葉です。
出典:韓国 国家法令情報センター「公衆トイレ等に関する法律」第2条、2026年9月15日確認
https://www.law.go.kr/LSW/lsInfoP.do?lsiSeq=288741
民間施設でも、自治体との協議によって開放トイレとして指定されることがあります。
そのため、普通のビルに見えても入口などに「개방화장실」と表示されていることがあります。
出典:HADA「공중화장실 개방화장실 차이」、2026年9月15日確認
https://www.hadaworks.com/blog-insight/public-restroom-vs-open-restroom
一番簡単な方法①|近くの地下鉄駅を探す
ソウル旅行中に覚えておきたい一番シンプルな方法は、近くの地下鉄駅を探すことです。
ソウル市は地下鉄駅の公衆トイレについて案内しており、主要駅ではバリアフリートイレなどの設備情報も確認できます。

ただし、トイレの場所は駅によって異なります。
改札内にある駅もあれば、改札の外に出ないと利用できない駅もあります。
まずは駅構内のトイレマークを確認してみましょう。
場所が分からなければ、駅員さんに聞くのが早い方法です。
ソウル市の地下鉄案内では、駅の出口やトイレなどの施設情報を確認できる案内も提供されています。
トイレが改札の外にあったら?
地下鉄を利用中なのに、トイレが改札の外にあることもあります。
そんなときに知っておくと便利なのが、ソウル地下鉄の15分以内の再乗車制度です。
ソウル市は、トイレ利用や進行方向の間違いなどで一度改札を出た場合でも、一定の条件を満たして15分以内に再入場すれば追加運賃なしで再乗車できる制度を案内しています。
対象となる路線や駅などの条件があるため、実際に利用する場合は駅員さんに確認すると安心です。
出典:ソウル特別市「15-min turnstile re-entry introduced by Daeun!」、2026年9月15日確認
https://english.seoul.go.kr/15-min-turnstile-re-entry-introduced-by-daeun/
方法②|NAVERマップで韓国語検索
韓国旅行では、Google MapsだけでなくNAVERマップやカカオマップを併用すると便利な場面があります。
トイレを探すときは、次の韓国語をそのままコピーして検索してみてください。
화장실
トイレ
공중화장실
公衆トイレ
개방화장실
一般の人も利用できるように開放されたトイレ
NAVERマップの地図には、トイレなどの施設を表すアイコンがあります。
屋内マップに対応している一部の大型施設では、建物内のトイレ位置を確認できる場合もあります。

出典:NAVER Map 地図凡例、2026年9月15日確認
https://ssl.pstatic.net/static/maps/sdk/legend.html
ただし、地図上に開放トイレが表示されていても、いつでも使えるとは限りません。
オフィスビルや民間施設の場合は、夜間や休日に建物そのものが閉まっていることがあります。
利用可能時間も一緒に確認しておくと安心です。
方法③|カカオマップでも同じ韓国語を検索
カカオマップでも、화장실、공중화장실、개방화장실と検索して周辺の施設を探せます。
日本語に訳して検索するより、韓国語をそのまま入力したほうが探しやすい場合があります。
現在地のエリア名と組み合わせるのもおすすめです。
たとえば、
명동 개방화장실(明洞+開放トイレ)
홍대 화장실(弘大+トイレ)
성수 공중화장실(聖水+公衆トイレ)
というように検索できます。
地図アプリで見つからないときは?
まず探したいのは、やはり近くの地下鉄駅です。
次に、区庁や住民センターなどの公共施設を探してみましょう。
大型百貨店やショッピングモール、複合文化施設、観光施設も、来訪者向けトイレを見つけやすい場所です。
ただし、一般のオフィスビルや小さなお店、カフェなど、すべての民間施設で自由にトイレを使えるわけではありません。
ソウル市では、公衆トイレの位置を地図上で扱える座標情報を含む公共データも提供してきました。
こうしたデータは、トイレ検索サービスなどにも活用されています。
出典:ソウルオープンデータ広場「서울시 공중화장실 위치정보」、2026年9月15日確認
https://data.seoul.go.kr/dataList/OA-1370/S/1/datasetView.do
※この個別データサービスには現在終了の案内が表示されているため、旅行中は地図アプリや現地案内とあわせて確認するのがおすすめです。
困ったときは、この韓国語だけ覚えておけばOK
どうしてもトイレが見つからないときは、近くのスタッフに聞いてみましょう。
「화장실 어디예요?」
ファジャンシル オディエヨ?
「トイレはどこですか?」
もう少し丁寧に聞きたいなら、こちらでも大丈夫です。
「화장실이 어디에 있어요?」
ファジャンシリ オディエ イッソヨ?
「トイレはどこにありますか?」
街ではこの表示を探そう
韓国でも、トイレを示す一般的なサインは男女の人物を描いたピクトグラムです。
文字では「화장실」、「공중화장실」、「개방화장실」を目印にしてください。
観光客が多いエリアでは「TOILET」や「RESTROOM」などの英語表記が併記されている場合もあります。
ソウルの公共案内では、日本語や英語、中国語などが併記されていることもあります。
ソウルでトイレに困ったら、この順番で探す
1. 近くの地下鉄駅を探す。
2. NAVERマップやカカオマップで「개방화장실」を検索する。
3. 区庁・住民センター・大型ショッピングモールなどを確認する。
4. 分からなければ「화장실 어디예요?」と聞く。
地図で見つけたトイレでも、利用できる時間はチェックしておきましょう。
特に夜遅い時間は、建物が開いているか、実際に利用できるかを確認してから向かうのがおすすめです。
韓国旅行前にNAVERマップやカカオマップを準備して、「개방화장실」という韓国語をひとつ覚えておくだけでも安心感が違います。
小さな情報ですが、たくさん歩くソウル旅行では意外と役立つ旅行準備のひとつです。


