刺し子を始めて気がつけば5年目に入りました。

人よりゆっくりペースではありますが、それでもふきんがたくさんできました。


かごの上掛けにしたりもしていますが、一番使っているのは食器拭き。

一日に5枚くらい使っていると思います。


くたびれてきたものから、洗面台の水はねを拭くのに使ったり。


もちろん雑巾にも。


とはいえ、そっちにいくとなかなかお役御免とはならないのでなかなかポスト?が空きません。


で、食器拭き用ふきんが渋滞しています。


一方で、台布巾がすぐぼろぼろになる問題というのがありまして。

多分、シンク台横の一番台拭きで拭く頻度が高い場所の天板のエッジが鋭いせいだと思うのですが、台拭きの生地をすぐひっかけてしまうのです。

常のことなので多少の破れほつれは目をつぶって使い続けてきたのですが、今使っているものはもう限界が来ている。


まっさらな生地を使うのもなあ、と衣装ケースを引っかきまわしてみたりしましたが使えそうなものがなく


どうしたものかと思っていたところに、たまっている刺し子ふきんに思いいたりました。


刺し子ふきんをそのまま台拭きに下ろして使うと、洗濯した後にどちらだったか紛れてしまいそうなので、半分に切って使うことにしました。

半分にするなら、大判のホビーラホビーレのふきんの方が良さそう。


手始めに2枚を台拭きにリメイクしました。



「金魚」は縦に、「雪降る街」は横で半分にしました。

「雪降る街」は雪の結晶と街並みが横2段になっていて、横でカットするとほとんど糸を切らなくて済むんです。


カットした後はというと、開いている側を

端から1センチのところでざっと縫っただけ。


リメイクなんていうのもおこがましい、簡単ない作りです。


一応、外枠に使った糸と色を合わせてはいます。

繰り返し洗っているので元の色がわからないくらいに褪せていますが。


最初はここまでテキトーではなく、ちゃんと端を折り込んでコの字閉じ、、、とか考えたんですが、雑巾の数歩手前くらいのものにそこまでしなくてもいいんじゃない?と思ってしまい、ざっくり手を抜きました。


上の写真は一回使って洗濯した後。


当然ヨコ糸がむしゃっと出て来るので、それを切った後です。


これって何かに似てる、と思ったら切りっぱなしの手ぬぐいの端でした。


数回洗濯するとそれ以上ほつれず程よくフリンジ状になる、アレです。


元は同じ晒しだもんね。

なら全然これで充分。



2枚とも刺し子を始めた最初の年のもの。「金魚」は初めてのホビーラホビーレふきんでした。


裏で玉留めしまくってるし、

糸もヨレヨレがたがたでした。

何年も使ってきて糸の色もすっかり褪せて、よりも更にぐずぐずになっています。


でも晒し自体はとても柔らかくなっていて手にやさしいのです。


なるべく角に引っかけないように、気をつけて使おうと思います。