冷凍庫に貯めていた玉ねぎの皮で草木染めをしました。


玉ねぎ染めは、草木染めに興味を持ち始めた頃にやってみましたら、

なんだかんだで草木染めももう足かけ四年になるんだなあと思ったり。


この時かなり強烈にそまっ、というか濃すぎたと感じたので、玉ねぎの皮の量は少し控えめにしました。

(と思ったのですが、改めて前回の記事を読み返してみると今度の方がたくさん使っていました。要は貯め込みすぎて感覚がおかしくなったようです)


今回使ったのは刺し子糸一かせと晒し。


さすがの染まり付き。

玉ねぎの皮、すごいよ。


刺し子糸は一度だけ、晒しは一度ではムラが目立ったので2回染めています。


前回の刺し子糸との比較


一度にとどめたせいか、少し明るめ。

とても使いやすそう。


色むらも前より少ないのは染液をたっぷり用意したからだと思います。


手持ちの黄色系の市販糸といっしょに


上の2色はダルマの金茶と向日葵。

一番近いのはホビーラホビーレのカラシで、それを少し明るくした感じ。


これは使いやすそう!


4年前に染めた玉ねぎ染めで刺したふきん



晒しの方は、ダルマの方眼ガイド布のカラシと並べると


こちらはだいぶ赤みが強いこっくりした欝金色。


赤みの欝金色?

と思って調べてみたら紅欝金ってこんな感じの色らしい。

http://www.so-bien.com/kimono/%E8%89%B2/%E7%B4%85%E9%AC%B1%E9%87%91.html

「あきない世傳 金と銀」の惣次の紙入れの色ですよー。



これは刺し子ふきんにするつもり。


濃い色味を生かしてメリハリのきいた男前なふきんができればと思っています。


それにしても玉ねぎはすごいなあ。

今回はディスポンで濃染していますが、晒しは濃染なしでもよかったかもしれません。



煮出しているときもずっとオニオンスープのような美味しそうな匂いがしてました。


皮からも出汁が出てるんじゃないかな?

今度試しに飲んでみよう。