第76回三軌展出品作品 | NEWこっとんてぇ~る

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 今週月曜日に東京国立新美術館での三軌展が終わりました。今回の新作は向かって右の縦長の作品で『宵待月』でした。次は8月末頃、静岡県立美術館の1階ギャラリーでの静岡三軌展に巡回します。その時には、新たなキャラクターを、下の半開きの窓を覗いてみて下さいね。

 さて、今週から小学生の図工で、新たな課題に入りました。5年生はモダンテクニックをやった後、そのいくつかを使い、紙を細長く裁断して縦横に編んでいき、シートにしたものを切り絵にする内容に。6年生はペーパークリップホルダーが終わった子からでんでん太鼓を、和紙と広告、タコ糸とお菓子の筒状パッケージを使って制作する工作に入りました。これはそ、写真を載せますね。

 因みに、中学と高校の方は、色彩の基本的な内容の講義があって、資料の準備でバタバタでした。嬉しかったのは、高1の生徒が、心理補色の放射状の補色のシート作って1分間見せた後、真ん中に印を入れた白い紙を見せるとそれぞれの補色の幻覚が見えるというものをやったんですが、休み時間に、もう一度見せて欲しいと積極的に言ってきてくれた事と、寒暖の色は皮膚でも違いがわかるという事を実証するべく、手のひらが入り箱を2つに赤と青の紙を貼り、風呂敷をかけて両手を入れ温度の相違を感じ取ってもらう物を作り持って行ったら、中学生も高校生も、主に男子生徒の食いつきがよく、「ほんとだー」「えーわからん」など口にしながら楽しんでくれていた事ですね。

 さて、来週は、元の病院でのCT撮影が水曜日にあります。放射線治療の効果が肺でどうなっているのか、他への転移は無いかがわかるそうです。この日の前日が静岡県女流美術協会の搬入展示があります。でも、2時間目まで高校の授業が入っているので、終わり次第、静岡市まで車で走ります。実は、膵癌治療をされた先輩画家さんの作品搬入を任されたので、それもあるので頑張らないとですね。あ、この後、静岡県女流美術協会展のDM紹介をしますね。