みなさんこんにちは。あるいはこんばんは。

タンクトップが似合う4年の岡山です。だんだんと暑くなってきてタンクトップが輝く季節となってきましたね。

まだまだ世間にはタンクトップ=筋肉アピールと捉えている人も多いと思います。立教のタンクトッパー筆頭としてタンクトップはファッションの一部だということを啓蒙していきたいものです。

 

1年の頃からタンクトッパーです。

1年の頃からタンクトップに身を包む筆者(左から2人目)と仲間たち

 

タンクトップトークはこの辺にしてそろそろ本題に入ろうかと思います。

最後の漕手日記に何を書こうかと迷ったんですけど、4年間の思い出的なしみったれた文章は岡山慎之介らしくないし、誰かやると思うので最近のマイブームを紹介したいと思います。

 

 

ブーム①三幸園のニラそば

舞台は東京都千代田区神保町。駅から徒歩数分の好立地に佇む、行列の絶えない人気店「餃子の店 三幸園」である。ここの中華は、どれをとっても頭一つ抜けている。

 

行列のできる三幸園

 

店名を冠する餃子は、餡の豊かな甘味が際立ち、タレなしでも無限に箸が進んでしまう。もはや「町中華」の枠には収まりきらない完成度だ。

そんな三幸園で、私が最も推したいのが「ニラそば」である。

着丼した瞬間、ニラの鮮烈な香りが脳に直接突き刺さる。器を覆い尽くす緑の海の中心には、神々しく輝く黄金の黄身。その初見のインパクトは計り知れない。しかし、圧倒的なビジュアルとは打って変わって、スープはスッと喉を通り抜けるほどクリア。この端麗なスープこそが、ニラ本来の旨味を極限まで引き立てているのだ。

合わせるちぢれ麺は、ニラと極上のスープをたっぷりと絡め取り、口の中いっぱいに至福を運んでくれる。

このニラそばを食す際、まずは「黄身を割らずに」そのまま楽しんでほしい。ひと通り堪能した後、いよいよ黄身を崩す。するとどうだろう。卵のまろやかさと深いコクがスープに溶け出し、全く違った表情を見せてくれるのだ。この劇的な味変により、最後の一滴まで飽きることなくどんぶりと向き合うことができる。

事実、私はこのニラそばに出会ってから、たった1ヶ月で3度も暖簾をくぐってしまった。

この中毒性たっぷりの「合法的な快感」を、ぜひ皆さんにも味わっていただきたい。

 

三幸園のニラそば

 

 

ブーム②マンダロリアン

「映画館にスター・ウォーズが帰ってくる」――その一文が、私の胸の奥にある銀河への渇望を呼び覚ました。

現在大ヒット上映中の映画『マンダロリアン&グローグー』。この劇場体験を極限まで高めるべく、私はDisney+で配信中のドラマシリーズ『マンダロリアン』の再生ボタンを押した。長編ドラマ特有の間延びを危惧し、これまで指が動かなかった。しかし、その懸念は心地よく裏切られることとなる。

 

右の鉄仮面がマンダロリアン、左の緑の生物がグローグー

 

本作は、近年のスター・ウォーズ作品に散見された「ライトセーバーの派手な殺陣さえ見せればファンは熱狂する」というクリエイションに対する、痛烈なアンチテーゼだと感じた。ここで描かれるのは、どこまでも泥臭く、ヒリヒリとするような生存競争である。

主人公であるマンダロリアン(ディン・ジャリン)は、万能の「フォース」を持たない。ブラスターやジェットパックといった近未来的なガジェットを駆使するものの、決して無敵ではないのだ。限られた装備の性能を計算し尽くし、辺境の地の地形を巧みに利用して強敵を出し抜く。その知略と執念に満ちたアクションは、これまでのシリーズにはない新たなカタルシスを生み出している。

そして、この物語を「劇場版」という特大のステージへと押し上げた最大の功労者は、間違いなくグローグーの存在だろう。内に強大なフォースを秘めながらも、無邪気でお転婆な幼き命。掟に縛られた寡黙な賞金稼ぎと、無防備な赤子。このあまりにも歪で、しかし互いを補完し合うような二人の絆こそが、本作の心臓部として力強く脈打っている。

 

筆者が引き当てたグローグーシール

 

広大なSFの世界観の中で、乾いた風が吹く西部劇のような重厚な渋み。そして、それを中和するグローグーの愛らしさ。ここには、間違いなく「新たなスター・ウォーズの夜明け」がある。この珠玉の物語を、ぜひ多くの人に体感していただきたい。

 

 

ブーム③水辺

これは一時的なマイブームというより、私の根底に昔から流れているものだ。私は、海や川といった「水辺」の景色をこよなく愛している。

中学生の頃からボート競技に打ち込み、来る日も来る日も水と向き合ってきたからだろうか。あるいは、生命の祖である海へ還りたいという、遺伝子に刻まれた渇望がそうさせるのだろうか。理由は定かではないが、水の息吹を感じられる場所に立つだけで、私は無条件に心が躍ってしまうのだ。

先日の北陸への旅もまた、そんな「水」の鼓動を全身で感じられる特別な場所との出逢いであった。今回の旅の最大の目的であり、最も胸が高鳴った場所。それは石川県の「千里浜なぎさドライブウェイ」だ。ここは日本で唯一、波打ち際の砂浜を自動車で走ることができる特別な海岸である。この景色を見るためだけに北陸へ向かったと言っても過言ではない。

金沢市内から車を走らせること小一時間。鬱蒼と茂る木々を抜けたその先には、視界を覆い尽くすほどの果てしない砂浜と、どこまでも続く水平線が広がっていた。

時刻はちょうど夕暮れ時。西へ傾きかけた太陽の光が水面に反射し、息を呑むほどの黄金色に輝いている。絶え間なく打ち寄せる波の音が、心地よいリズムとなって耳を打つ。ここを車で駆け抜けることができるのだと思うと、抑えきれない高揚感が込み上げてきた。

アクセルを踏み込み、波打ち際を走る。開け放たれた窓から車内に流れ込んでくるのは、力強い潮騒と、頬を優しく撫でていく海風。左側の車窓からは、水面で乱反射する眩いほどの夕陽が差し込み、私を照らし続けた。

 

砂浜の景色

 

ただひたすらに、光と風と波音に包まれながら波間を駆ける至福のひととき。この奇跡のような時間が、どうか悠久に続いてほしいと、私は心から願わずにはいられなかった。

 

 

 以上が私の最近のマイブームです。少しでも魅力が伝わってくれてると嬉しいです。

待てよ、何か忘れてるな、、、

 

そうだ!もう1つブームがあるのを忘れていました!最後にそれを書いて締めようと思います。

 

 

ブーム④ボート

中学生でボート競技に出会い、気づけば10年の歳月が流れていた。

「早く引退したい」――始めたばかりの頃はそんなことばかり考えていたはずなのに、今振り返ればあっという間の10年間だった。

決して平坦な道のりではなかった。何度も壁にぶつかり、チームメイトと激しく衝突し、幾度となく挫折を味わった。県総体で痛恨のハラキリをして先輩たちの全国への道を絶ってしまったこと。インターハイ直前に骨折し、仲間のレースをただ見守ることしかできなかったこと。悔しい記憶は数え切れない。

けれど、それ以上にボート競技から得たものはあまりにも大きかった。日本一を懸けて全力で戦うあの高揚感。勝利を掴み取った瞬間の震えるような感動。そして、自分の勝利を心から祝ってくれるかけがえのない友人たち。手にした栄光も、向かい合った絶望も、そのすべてが今の自分を形作っている。この10年間の全てが掌の数えきれない傷跡として残っている。

中でも、一つ年下の藤吉の存在は大きい。中学の頃からずっと一緒に漕いできた。最初の全国大会もダブルで共に出場し、初めて全国優勝の景色を見たのも彼と一緒だった。

 

初めて日本一になった瞬間の筆者(左)と藤吉(右)

 

そしてもうすぐ、私にとって泣いても笑っても「最後」の全国大会が幕を開ける。この集大成の大舞台で、また彼と共に新たな歴史を刻めることが、今はただ楽しみで仕方ない。

今の私には、藤吉だけでなく、同じ思いで共に戦ってくれる仲間が数え切れないほどいる。最後の大舞台は、自身初となる「エイト」での挑戦だ。

 

全日本を共に戦った仲間達

 

ここでやらなきゃ、男に生まれた意味がない。 

みんな、あともう少しだけ俺に力を貸してくれ。

 そして最後に、全員で思いっきり笑おう。

 

 

以上で私の漕手日記を終わりにしたいと思います。最後まで読んでくださりありがとうございました。

次はボート部随一のド変態、ただし最速。エースで主将の奥田響です。お楽しみに。

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