こんにちは 北村から最近シングルを頑張って漕いでいると紹介された木村です。
去年のこのぐらいの時期もリハビリ明けでシングルに乗っていた気がします。シングルはボートの艇種の中でも1番に好き嫌いが分かれます。おそらく理由としては1人だからでしょう。
僕はシングルは好きです。1限の人がいなければ早朝に起きずに練習できるし、クルーミーティングもないためアップが終わればすぐ乗れて、片付けたらすぐ帰れるからです。高校生の頃の陸上部も集団走はありましたが結局走るのは個々でした。その経験からなのかあまり水上で孤独でも虚しさがありません。
のびのびと自分に集中して漕げるのはかなり楽しいです。クルー艇だと、バランス、ラダー、レート、動作の合わせだったり、で考えることが多いため自身の漕ぎがどうしても散漫になってしまいます。その分シングルは考えることを自分1人にフォーカスするため深度を高めて練習しないと上達しないなと実感しました。ビデオを見ては上手い人と見比べるのを繰り返していました。課題に対しても他者からどれだけアドバイスを貰おうと実践するのは自分なので、できなければ永遠にできないままになってしまうのが恐ろしいところです。
シングルに乗って気づいた自分の中でのスカルとスイープの決定的な違いは荷重のかけ方だと思います。スイープ競技では1人一本のオールのため全員がクラッチにオールを乗せて梃子のようにバランスを取りにいきますが、スカルはフィニッシュした段階からそのままハンズを出せばよい?ので上下のグリップの動きよりも前後とリズムが大事だなーと漕いでて思いました。最近はスイープも巨人がスカルを漕いでいるイメージで漕いでます。
ボートはマイナースポーツであり、それが良い点でも悪い点でもあります。悪い点は技術の伝播が難しいところにあります、特に未経験者は。ボートは陸上のエルゴや半陸上のシミュレータと違い水上に出れば誰もその人に触りながら教えることもできないため、相手に言葉のみで自分の思考やイメージを共有させなければいけません。自分の中にあるイメージや例えも相手からしたらピンとこないこともよくあります。逆も然りです。「なぜわからないのか?」よりも「どうすれば上手く伝えられるのか?」を考えたほうが全体の上達の早さに繋がる気がします。
良い点は正解を見つけた時の感覚です。しこたま考えて掴んだものはなかなか衰えるものではありません。自分の中にスッと溶け込んで納得できる、言語化できる、イメージにできるときその感覚を忘れるほうが難しいでしょう。結局考えれば考えた分だけ上手くなると信じています。それは練習内でも練習についてもです。
高校までは先生が決めたメニューについて首を縦に振って練習をしていましたが、大学では目的、強度、フォームなど頭の中に入れて練習することが多いです。大学の部活動は学生主体、言い方を変えれば放任主義なので動かなければ4年間でトップになるのは難しいなと思います。
とりあえずボートが上手くなるためには考えなきゃいけないということです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
次は就活を始めた島村です。
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