野犬の里親イベント
【ブカレスト】
インターネットの記事にて・・・
ルーマニアの首都ブカレストで野良犬を引き取り、里親になるイベントが開かれたそうです。
動物愛護団体によると、ブカレストには野良犬が3万匹も生活しており、今回のイベントで新しい飼い主に引き取られ「新たな人生(犬生)」を始める犬達が会場を後にしたそうです。
実はルーマニアの「野良犬達」は「チャウセスクの負の遺産のひとつ」と言われています。
チャウセスクの共産主義時代に多くの一戸建て住宅が壊され、現在の主流である大型のアパートに建てかえられその時に犠牲になったのが「犬達」で、一戸建てで飼われていた犬の多くは捨てられ「野良犬化」したと言われています。
『ニコラエ・チャウシェスク』(Nicolae Ceauşescu)
ルーマニアの政治家でルーマニア社会主義共和国の元首として国家評議会議長、大統領を歴任。
妻、エレナ・チャウシェスクと共に「傀儡政権・王朝時代」と揶揄されるほど独裁権勢を続ける
のちに、ルーマニア革命で失脚し、革命軍にエレナ夫人とともに銃殺刑により公開処刑される。
町中の至る所に「犬」がたむろし、多い地区では300mに一頭の割合で「犬達」が生活をし、その多くは日本犬のように中型犬ではなく、体高が1m以上はある「元狩猟犬」などが多くいるそうです。
しかし、心配される「狂犬病」はここ10年は発症していないそうです。
どこの国でも「野犬」が問題になっている昨今・・・
僕の知り合いも愛媛県松山市で野犬の保護ボランティア活動を様々な方のご支援やご意見を参考にしながら懸命に活動を続けています。
宜しければご覧になってみてください。 HP→「愛媛県☆河原の犬を救いたい」
最後に・・・
ルーマニアへ行かれる方のために・・・
「助けて~~~犬に噛まれました~~~」
↓
「Ajutor~~~ M-a muşcat câinele~~~」
↓
「アジュトール~~~マ ムシュカット クイネレ~~~ 」
一応、ルーマニア語です・・・