昨年12月初旬に子連れで訪ねて来た知人・・・

相談事とは 『夫の不倫』 でした。




滅多に会うこともなく、会っても親しく話していたわけでもなく、戸惑いました。

「どうして私にそんなことを話すの?」・・・私は口がかたそうだから、とのことでした。




旦那さんの様子がおかしいことから、旦那さんの携帯メールを調べたそうです。

携帯にはロックがかかっていたそうですが、何度か挑戦しているうちにロックが解除され、多くの悩ましいメールを見つけたようでした。




彼女はそんなメールを自分の携帯に転送していました。 私にもいくつかのメールを見せてくれました。

たしかにものすごくびっくりするようなことが書かれていました。

読んでいるほうも恥ずかしくなるような内容でした。

そんなメールを彼女は100通以上も自分の携帯に転送しているとのことでした。

しかも、旦那さんではなく子ども達にそのメールを見せているとの事・・・

この時点でびっくり仰天しました。




しかし彼女もショックからか?、フリーズしているような状態でしたので、責めるわけにはいきません。

とりあえず話を聞きました。




今後どうしたいのか?・・・・・旦那さんに家から出て行ってもらいたい。

貯金は?・・・・・ありません。

家のローン等は?・・・・・???




何もわかっていないようでした。

しかも多感な年頃の女の子を連れてきていましたので、ほんとうに困りました。




結局その日は約8時間、彼女の話を聞きました。

とりあえず 「なにかあったらメールでも電話でもしてね。」 と話しました。

その後、真夜中にメール、大泣きの電話が何度もありました。




「クリスマスまでに解決したい」 と、再びの訪問もありました。

・・・・・・




専業主婦という経済的には弱い立場にある彼女。

貯金はなく借金(ローン等)は多い、という彼女達が今後どうやって暮らしていくつもりなのか・・・どう考えても今のままでは無理ではないでしょうか。

まだ大人の世界をよく理解できない子ども達や私に話す前に、夫婦で話し合ってほしかった、とも思います。

子ども達からみると父親である・・・彼女の旦那さん・・・の醜態を知ってしまった子ども達に与えた心の傷もはかり知れないことと思います。




不倫相談は初めての経験でした。

クリスマスの頃から年末にかけて、私も性根尽き果てた、というような状態でした。








昨年はショパン生誕200年でした。

ショパン関連のコンサートやテレビ番組も多かったのではないでしょうか。

5年にいちどのショパンコンクールもポーランドで開催されました。

ダニイル・トリフォノフさんはそのショパンコンクールで3位に入賞されました。





私はショパンコンクールを現地で聴いたわけでもなく、勿論ダニイル・トリフォノフさんと知り合いであるわけでもありません。

現地からネット上に配信されるコンクールでの演奏をステレオにつないで聴きました。

入賞者記念コンサートも同様の条件で聴きました。

その結果、やはりダニイル・トリフォノフさんがNO.1です。





今回のショパンコンクール・・・





結果として優勝なさった方は、そもそも予備審査で落とされていたそうです。

ところが、ある審査員が彼女が予備審査で落とされたことに異議をとなえ、彼女および同じレベルの参加希望者が追加合格となり、1次予選が始まったそうです。





予備審査で提出された彼女の演奏の録音状態がよくなかった、ということでしたが、録音の良し悪しを問題にするのは間違っているのではないでしょうか? 提出するために一所懸命に録音に取り組んだ方、いろんな事情で体調が整わなかった方もおられたことと思います。 それぞれの参加者が、『納得した録音』 を提出されていたはずだと思います。

押しの強い審査員のひと声でこんなルール違反が起こることは、本来あってはならないことだと思うのですが・・・





コンクールでの優勝、2位、3位・・・どうでもよいことかもしれません。

でも注目度においては優勝者に集まりがちです。

ですからできるだけ公平な採点方法で決めてほしいと思います。

たとえばフィギュアスケートのように、いちばん高い得点といちばん低い得点をカットして平均点を出すような方法でしたら、審査員の好き嫌いでの得点操作は反映されにくくなるのではないでしょうか。





私見にすぎませんが、優勝者の演奏は作為的に感じられ、感動しませんでした。

個人の趣味の問題でもあり、ひとくくりに良し悪しを決められることではありませんが・・・





ダニイル・トリフォノフさんのみずみずしく美しいショパン・・・こんな演奏には滅多に出あえないでしょう。

ダニイル・トリフォノフさんの演奏に出あえた事・・・昨年のいちばんの収穫でした!





娘も 「きれい・・・」 と、ダニイル・トリフォノフさんのファンになりました。

いちおしのピアニストです!





心のメモ・・・心療内科・膠原病内科・・・そして家族


心のメモ・・・心療内科・膠原病内科・・・そして家族




皆様にはいかがおすごしでしょうか?

昨年はいろいろとお世話になりまして、ありがとうございました。

皆様とのお付き合いで元気や気付きをいただき、ほんとうに嬉しく思いました。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

今年が皆様にとって素敵な1年となりますように!




昨年末にご挨拶を・・・と思っておりましたが、昨年12月初旬にのっぴきならないことにまきこまれてしまい、パソコンに向かうことができませんでした。

体力も気力もありませんでした。 どうぞご容赦ください。




体調のこと、ショパンコンクールのこと・・・でしめくくりたいと思っておりましたが、知人の個人的な相談事に深く関わる羽目になってしまい、ほんとうにまいりました。

後日記事にしたいと思います。 




書きたいことがいろいろとありますが、今年最初の記事は現在はまっている 『ダニイル・トリフォノフさんとショパンコンクール』 で、楽しく始めたいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。