ダニイル・トリフォノフさん・・・何度聴いても素敵です!

「きっと心やさしい真面目な方でしょう・・・」 と思います。




現時点で、私にはNO.1のピアニストです。

ほとんど毎日(パソコンとステレオをつないで)聴いています。

こんなに聴いても飽きてこない・・・

ほんとうに繊細で綺麗な音で、もったいぶった表現もなく、心洗われるような演奏です。

  



オーバーアクションや顔芸は苦手です。

トリフォノフさんにはそんなところがなく、音楽にあわせて自然に表情が変化しているように思います。

よくみていると、脱力の仕方にも工夫が感じられます。

『・・・力で鍵盤を叩くというのではなく、体形の変化と脱力で音量を調整していらっしゃるのでは・・・?』




と、そんなことをいろいろと考えている時に夫からの横槍がはいりました!

「あなたねぇ、前の彼はどうしたの?」




もう30年間ぐらいでしょうか、ずっと応援していたあるピアニストのことでした。

・・・この数年間で大きな??がつくようになりました。

最近頻繁に来日されるようですが、『(あくまでも私見ですが)もう少し真面目にやってほしい』 と思うようになりました。 演奏が雑になってこられたように思います。

予定されていたCDもいろんな理由から延期、そして発売中止・・・

ヨーロッパでの大きな音楽祭はキャンセル、でもその後の日本公演は予定通りに行われました。

病気だとか怪我だとか、いろんな噂があったようですが・・・

もしそうでしたら、なぜヨーロッパから遠い日本での公演ができるのでしょうか?




『日本人だから・・・』 と甘くみられているのかもしれません。

実は娘もファンでしたが、ふたりでいろいろと推測し、「やっぱりなにかおかしい」 との結論に達しました。

・・・長かった片思いに終止符をうちました。(笑)




「あーあ、そんなことしていいのかなぁ? 若いつばめにのりかえていいのかなぁ・・・?」




夫さん、若いつばめとは・・・失礼な・・・

プロのピアニストとファンの関係で、のりかえるもなにもありません!

今まで応援していたピアニストがもっと真摯に取り組んで下さったらまた応援します。



           

        



ところで、夫さんこそ、某演歌歌手はどうなったのですか?

娘からCDまでプレゼントしてもらって一所懸命に 『○雪』 の練習をしていましたね。

・・・今年の紅白には出られませんね。 残念でしたね。

「あーあ、○ェ○さん、応援しなくていいのかなぁ・・・?」

 














最近はドキドキ感、息苦しさにまいっていました。

食後、体動時、会話後、そして就寝時にも鼓動が聞こえるようなドキドキ感に悩まされていました。

血圧も上がりっぱなしのような状態でした。




現在膠原病内科で処方されているプログラフに上記のような副作用があるそうです。

心療内科の領域では鬱の症状とも考えられるそうです。




どちらともつかなく、とりあえずプログラフを中止してみることになりました。

次回受診時には検査があります。

でも2週間後の受診時までに、体内からプログラフが消えてしまっているとは限らないそうです。

効果の出現にも個人差があるそうですが(大体1~3ヶ月と聞いています)、それだけに体内から抜け切るのにも時間がかかるのでしょうか・・・




がっかりしました。

また 『最初に戻る』 という感じがします。

自分にあう薬を見つけること・・・なんだか私には無駄な努力をしているようにも思えてきました。




膠原病内科の病気・・・まるで 『もぐらたたき』 のようです。

あちらたてればこちらたたず、と言ったほうが良いのでしょうか?

少なくとも、私にはそのように感じられます。




プログラフを中止しましたが、再開もあるかもしれません。

今の状態が副作用ではなく、なんとか再開できるとよいのですが。

でもそうすると 『いったい、今の症状はどこからきているの?』 となってしまいます。

鬱? 心臓?・・・

いずれにしましても私には悩ましいことです。




私の病気の症状と薬の副作用があまりにも似ています。

紛らわしくて私には理解不能です。

せめて、解熱鎮痛剤のように効果がはっきりと速やかにあらわれると良いのですが・・・

わかりません。



「今年はショパン生誕200年!」 と、10月にポーランドで開かれたショパン国際コンクールもまた楽しみにしていました。

しかし心身の不調からすっかり忘れていました。





でもポーランド国営放送(?)でしょうか・・・コンクール中継をネットで配信してくださっている、ということがわかりました。(現在もまだみることができます。)

ほんとうに有難いことですね!





参加された皆さんの演奏を聴いたわけではありませんが、私はダニイル・トリフォノフさんの演奏にかたまってしまいました。

ネットに配信された演奏を聴いていると、だんだん疲れ、頭痛や眠気におそわれ、

「もう聴くのをやめようかな・・・」 と思っていた時でした。

「えっ??」・・・覚醒しました!





ダニイル・トリフォノフさんでした。

美しい音色、けれんみのない演奏スタイル、みずみずしさ・・・なにもかも沈んでいた私には衝撃的でした。

澄みきってきらきらと輝く水の流れのような音で、心に溜め込んでいた嫌なことを洗い流してくれるような、でも決して冷たくはなく・・・心温まる演奏でした。





音楽の好みは人それぞれですが、私はダニイル・トリフォノフさんのおかげでなんだかすっきりしてきました。

ショパンコンクールでは3位に入賞されましたが、私には断トツ1位です。(笑)
ダニイル・トリフォノフさんの演奏に癒され、元気をいただきました。

若干19歳・・・これからも聴衆を意識しすぎず、ご自分のスタイルを貫いて、いつまでも素敵な演奏を聴かせてくださいね。





結局夫に頼み、パソコンをステレオにつないでもらいました。

音がよくなりました。

ダニイル・トリフォノフさん、やはりNO.1です。


心のメモ・・・心療内科・膠原病内科・・・そして家族