昨年はショパン生誕200年でした。

ショパン関連のコンサートやテレビ番組も多かったのではないでしょうか。

5年にいちどのショパンコンクールもポーランドで開催されました。

ダニイル・トリフォノフさんはそのショパンコンクールで3位に入賞されました。





私はショパンコンクールを現地で聴いたわけでもなく、勿論ダニイル・トリフォノフさんと知り合いであるわけでもありません。

現地からネット上に配信されるコンクールでの演奏をステレオにつないで聴きました。

入賞者記念コンサートも同様の条件で聴きました。

その結果、やはりダニイル・トリフォノフさんがNO.1です。





今回のショパンコンクール・・・





結果として優勝なさった方は、そもそも予備審査で落とされていたそうです。

ところが、ある審査員が彼女が予備審査で落とされたことに異議をとなえ、彼女および同じレベルの参加希望者が追加合格となり、1次予選が始まったそうです。





予備審査で提出された彼女の演奏の録音状態がよくなかった、ということでしたが、録音の良し悪しを問題にするのは間違っているのではないでしょうか? 提出するために一所懸命に録音に取り組んだ方、いろんな事情で体調が整わなかった方もおられたことと思います。 それぞれの参加者が、『納得した録音』 を提出されていたはずだと思います。

押しの強い審査員のひと声でこんなルール違反が起こることは、本来あってはならないことだと思うのですが・・・





コンクールでの優勝、2位、3位・・・どうでもよいことかもしれません。

でも注目度においては優勝者に集まりがちです。

ですからできるだけ公平な採点方法で決めてほしいと思います。

たとえばフィギュアスケートのように、いちばん高い得点といちばん低い得点をカットして平均点を出すような方法でしたら、審査員の好き嫌いでの得点操作は反映されにくくなるのではないでしょうか。





私見にすぎませんが、優勝者の演奏は作為的に感じられ、感動しませんでした。

個人の趣味の問題でもあり、ひとくくりに良し悪しを決められることではありませんが・・・





ダニイル・トリフォノフさんのみずみずしく美しいショパン・・・こんな演奏には滅多に出あえないでしょう。

ダニイル・トリフォノフさんの演奏に出あえた事・・・昨年のいちばんの収穫でした!





娘も 「きれい・・・」 と、ダニイル・トリフォノフさんのファンになりました。

いちおしのピアニストです!





心のメモ・・・心療内科・膠原病内科・・・そして家族


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