前回の谷底ブログにたくさんのいいね!、コメント、そしてメッセージをありがとうございます。
引きこもり生活5日目の本日は、自宅でわんずとボール遊びが出来るまでに回復?しております。
実は、今週も2回ほどお友達とのランチの予定があったのですが、子供ちゃんの体調不良やらお友達自身の体調不良などで、どちらもキャンセルに。
私の弱氣が感染っちゃったかなぁ、、、と。
やはり気持ちって大切ですね。
私が谷底でダメダメだった今週、母はせっせと電話をしてくれました。
私の母は指定難病で、1日の中で自分の力で自由に動ける時間が限られています。
お薬が効いている時間は何とか動けますが、昨秋に脚を骨折してからは歩行器から車椅子に頼ることが増え、外出は全て車椅子になりました。
その母が先日、ご近所に車椅子で外出した時の話をしてくれて。
父が車椅子を押してくれて、久しぶりに地下鉄の駅まで行って嬉しかった、マンションの正面玄関から入ってオートロックの鍵を自分で開けて郵便物を自分で取りに行って、、、そんな普通のことが私にはもう1人では出来ないから本当に嬉しかった、と泣いていました。
その話を聞きながら、私はまだ見えるし自分の力で自由にどこにでも行かれるのに何をしているんだろう、、、と、母には申し訳ない気持ちでいっぱいになりながらもやっぱり体に力が入らなくて。
そんな私に母が言ってくれた言葉。
「私もこの病気が本当に辛くてもう終わりにしたいと思うことがある。でも、どんなに苦しくても辛くても、人は生かされている間は生きなければならないの。試練に耐えて耐えて、神様が『もういいよ』と思われたら迎えに来てくださるから。だから、頑張らなくてもいいからしっかりしなさい」と。
母は今まで、私たち家族に、しんどいわー、辛いわー、と言うことはあっても、出来るだけ笑いに変えて場を和まそうとしてくれていました。
でも本当は、この先の人生に絶望し、終わりにしたいと思いながら1人で耐えていたんだと思うと、 ますます自分が情けなくなりました。
母は専業主婦として父や私のお世話をすることに生きがいを感じていた人なので、家事なんて全くしたことがなかった父に迷惑を掛けていることをとても心苦しく思っています。
そんな母が父に「私がこんな病気になってどんどん1人で出来ることが減っていって、、、散々な老後になったね」と言った時、父が「いいや、今までずっと支えてもらってきたから」と言ってくれたようで、、、嬉しかったと泣く母の声を聞いて私も号泣してしまいました。
緑内障がきっかけで、今まで見えていなかったこと、見ようとしていなかったことに、私たち家族全員が気付くことが出来たような、そんな気持ちになっています。
そして、もう一つ。
これは綴ろうか迷ったのですが、本人の了解?が得られたので、、、私の緑内障は遺伝であることが分かりました。
白内障を患っている母が、昨年から掛かりつけの眼科で「緑内障の検査を受けなさい」と言われていたのですが、動ける時間が限られていることや骨折があり受診出来ていなかったと聞き、私のこともあるので一度検査を、、、と受けてみたら、母も両眼緑内障であることが分かりました。
母については中心視野も残っているし欠損箇所も生活には困らない部分だったので、その点については安心しました。
重なる時は本当に重なりますね。
母からの遺伝と聞いて、母は「私のせいだ、申し訳ない」とまたまた号泣してしまったのですが、私は全くそんなことは思わなくて。
逆に、大好きな母からの遺伝だったら仕方ないかな、と思ったんですよね。
ただ、母は65歳頃まで人間ドックを受けていたのに全く指摘が無かったので、もしかして見落とされていたのかな、、、とそこは残念に思いました。
(母の視野欠損の状態から見て、ここ数年での発症ではないと思っています)
そして、親子遺伝と私の今の状態から見て、もしかしたら私は20代くらいから発症していたのかも、、、と思ってしまいました。
それはさすがに見つけられないな、と。
でも、過去にはもう戻れないので、そこは私たち親子の運命と思って前に進もうと思っています。
何だか今日も重たくなっちゃいましたね、、、笑
最後まで読んでいただきありがとうございました。
さて、明日からは旦那さんがお休みなので、何とか日常に戻すぞー!
みなさまも少しでも穏やかな週末になりますように。