いつもの店で
マサキとマサキのツレと3人で飲んでたら
若い女の子が二人店に入ってきた
入口近くで飲んでいた私達を見て
「え、最悪」
と言って店を出ていった
私とマサキは訳がわからなかったが
ツレがバツが悪そうな顔をして
マサキを見ていた
「マサキ覚えてねーの?○○ちゃん」
「は、誰?」
ツレが呆れた顔をした
以前この店で
マサキが口説いた女だったらしい
マサキは酔っ払っていて
相手の顔も覚えていない
ツレ曰く
マサキは彼女に
結婚しよう、とか
めっちゃ可愛い、を連発して
ライン交換も自分からしている
彼女はマサキの言葉を本気にして
期待してマサキにラインしたけど
マサキに「覚えていない」と言われて
終わったらしい
出た出た
いつものパターンじゃん
マサキの顔を見た彼女の顔は
言葉の通り「最悪」
本気にさせておいて
「覚えていない」で終わらせる
一生会いたくなかった最低なクソ男に
出くわしてしまった最悪な瞬間
わかるよ
会いたくなかったよね
最低な男
私と同じ思いをした子が
きっとこの世に100人以上いる
「キャバ嬢とするのはいいけど
酔って素人とライン交換すんのやめろ」
マサキがツレに怒られた
「マサキはそうやって
いっぱい女の子を傷付けてる
自覚した方がいいよ」
私も怒った
「は?なんで俺怒られてる?」
逆ギレ、ほんとバカ
「私もマサキに傷付けられて
一生会いたくないって思ったし
死ねばいいのにって思ったよ
それくらいマサキは罪深い」
そう言うとマサキが黙った
「刺されないようにね」
「じゃ、るあが俺守ってー」
は?
「絶っ対に嫌」
くそ酔っ払いゲスの極みヤロー
いっぺん死ね
どんどん嫌いになっていく
いいのか悪いのか
「他のやつに嫌われても
俺るあがいればいーんだわ」
もう本気にしないし
気持ちが冷めていく
一緒にいると楽しいから
一緒にいるだけ
もう昔みたいな愛情はないよ
復活することもない
ただ普通じゃないマサキに
刺激を求めてるだけな気がする
マサキのものにはならないし
マサキの思うようにもならない
人生で一番のクズ男で
遊んでるだけ