最近、男達が騒々しい
男のずるいとこ、汚いとこ
感じすぎて嫌になって
あーもーどーでもいーわ、ってなると
なんでか逆に寄ってくる
追わない、執着しない、放置
これができるようになるのが一番賢いと思う
マサキの店で撮った写真をインスタにあげたら
直也が気付いた
「マサキの店行ったの?ふーん、へー」
直也もヤキモチ
マサキ、アキ、直也は仲良しだから
私が輪に入ると勝手に嫉妬のループができる
刺激になって助かる
毎晩、直也からの会いたいラインが止まらない
「今嫁おるけど会いたい」
「無理しないで」
「悩む。でもるあに会いたい。キスしたい」
「私もしたい♡直也のキス気持ちいい♡」
葛藤してた直也がこの言葉で動いた
「キスだけしにいくー!」
あっという間に来て
激しくキスした
「時間ないからすぐ帰る」って言ってたのに
直也が止まらない
「るあ好きだよ。ずっと一緒にいたい」
「うれしい、私も」
「愛してるよ」
愛してるなんて、久々に聞いた
「うれしい♡」
不倫男の言葉は鵜呑みにしない
それが伝わった?
「いや、本当に」
何度も何度もキスをして
大きな体で私を抱く
本当に綺麗な体、惚れぼれする
何もかもが気持ちいい
最初の頃は遊び感があった
でも最近の直也は少し違う
私を求めてる
私じゃないと嫌だというのが伝わる
きっとコンビニいってくるとか嘘ついて
出てきたんだろうな
「時間ヤバい」
って言いながら慌てて服を着て
でもちゃんと最後にキスする
「絶対またゆっくり会おうね
おいしいもん食べに行こう!」
直也が慌ただしく部屋を出て行ったあと
快感の余韻に浸りながら
直也が帰って行く足音を聞いてた
寂しくなんかない
直也は一緒に過ごしていた奥さんに嘘をついて
リスクを犯して私のところにきた
それだけで幸せじゃない?
「愛してる」を信じてもいいかなって
ちょっと思ったくらいだよ
そんなことを考えながら
暗い部屋で直也の余韻に包まれて思った
「イケメンのデリへル呼んだみたい」
悪くない