注意欠陥ぎみのアラフォーの母親と、自閉症スペクトラムの10歳の娘との日々を書いています。
娘は、この春情緒の方の支援学級の4年生になりました。
最近、ニュースで戦争のことが流れるようになり、るぅちゃんは、毎朝「めざましテレビ」をみているので、子どもが怪我をしている場面をみたりすると、
「避難しないといけないよね。逃げないと。」
って、よく言いますし。戦争終わらないの?ともよくききます。
私は、20代の終わりに1年間、ワーキングホリデービザで、カナダのトロントに滞在したことがあります。
ホームステイをしながら、語学学校に通い、ボランティア活動をしたりしました。
ホームステイ先の家族が、ユダヤ人の家族でした。
そこのお母さんの父親は、アウシュビッツ収容所の生き残りの方で、ポーランドからの移民で、そこのお父さんは、オーストラリアからの移民だそうです。
クリスマスはせず、ハヌカというお祝いをしたことを覚えています。
語学学校の方では、いろいろな国の人たちきていて、サウジアラビア、チェコ、ポーランド、トルコ、イラン、アルジェリア、エストニア、若い人たちが多かったです。
お泊まりの女子会に誘われて、10代の子たちに混ぜてもらい、楽しかったです。
みんなが授業中、質問したり、よく話すことに驚きました。
仲良くなった先生が、
「日本人は、授業中黙っているのに、マネージャーに授業中話す機会がないって、クレームを言うんだよね。」
と話していた。
私は、先生との方が年が近かったので、話しやすかったのかも。
私は、日本では、授業中に発言しないよう、教育されているから、話し合いをしながら、授業を進めていくスタイルについていけないんじゃないのかなぁって、言いました。
今から、20年近く前の話しで、現在の日本の教育は変わったかもしれませんが。
あと、私はが驚いたのは、
ボランティア先で知り合った、高校3年ぐらいのギター背負って、バンドしてますって感じの男の子たちが、政治の話などをまじえて、知り合ったばかりのおじさんおばさんと、笑いながらおしゃべりしていたことです。
人は、見かけで判断しちゃいけませんが、日本の高校生が、初対面でそんなことできるかなって。
私は、ボランティア先でレバノン出身の少し少し年上の女の人と、親しくなり買い物に行ったり、食事に行ったりしました。
そこで、日本のこととか、いろいろと話すようになりました。何の話題かは忘れてしまったのですが、
彼女に、
「あなたは、どう思うの。あなたの考えは?」
と、聞かれ、戸惑ったことを覚えています。
人の考えを、ただ話しているだけで、私の考えを話していなかったのを、指摘されたのです。
私は、自分の子どもには、自分の考えを、きちんと言葉で表現できるようになってほしいと思って、そういう子育てをしたいなぁって思っていました。
るぅちゃんには、大人になって、世界のいろいろな国の人たちと、自信を持って自分の考えを話せるようになって欲しいなぁって。
そのためには、私自身が自分の考えを話せないといけないだろうなぁ。