私は、無自覚に「カウンセラーさんや占い師さんに依存する」ことをしてしまっていました。

 

自分で自分の気持ちも許せず

自分で自分を大切にすることも出来ず

自分で自分を幸せにしてあげることも出来なくて

「ありのままの自分を許してくれる人や場所か欲しい!」と本気で思っていました。

 

そのために、引き寄せや自己啓発の勉強をし、たくさんの本やブログを読んだり、たくさんの人のセッションや講座を受けたり、様々なオンラインサロンにも参加したりしました。

 

ですが、私の孤独を感じる状況は何年経っても、お金をいくら注ぎ込んでも改善されず、周りは私の「甘え」を許してくれない人ばかりでした。

 

当時、私が思っていたことは

「お金を払わないと誰も私の話を聞いてくれない」でした^^;

すごい、惨めな気持ちでした。

 

当時、私の本音を肯定してくれる人は、お金を払って"サービス"として対応をしてくれる、電話相談の人や占い師さんや様々なセッションやコンサルを提供しているビジネス者だけでした。

 

今、冷静に考えれば当たり前っちゃ当たり前なんですが

当時の私は、身近な人たちと"なりたい関係"を育む努力を一切していませんでした。爆

 

怖かったんです。

ワガママで有り得ない非常識な「本当の自分」を身近な人に見せるのが。

 

そもそも、自分でもワガママで有り得ない非常識な自分を許せていないのに「それを許してくれる誰か」を求めていたんですよね…^^;

(ワガママで有り得ない非常識な自分より、自分で立てない私自身を誰かに立たせてもらおうとしていた気持ちの方がとんでもないお話ですよね苦笑)

 

それでも、愛し合いされる関係やありのままの自分を大切にしてくれる人や環境が欲しくて、勉強もするしたくさんのセッションを受け続けました。

 

そして、セッションや鑑定を受けるたびに必ず私が傷付いていたことがあります。

それは「お客様対応」されることでした。

 

いやぁ…

今思えば、本当にサービスを受ける「目的」を履き違えていたなぁ…と思うんですが、私が「お客様対応」をされるのは至極当然のことなんですよね。

 

何故なら、セッションをしてくれたり占い鑑定をしてくれる人たちは「お店の人」だから。

 

つまり、

"お店の人"は、「お客様自身が、自分の人生が上手く"方法"を教えてくれている」のであって

「お客様の人生を歩む"身近な人じゃない"」からです。

 

ここ、伝わりますかね?

 

私は、知らず知らずのうちに

「お店の人に、周りの人たちが許して受け入れてくれない自分を受け入れてもらおう」と言う目的で、様々なサービスを受け渡り歩いていたんです。

 

だから、私は「お客様対応」をされて非常に傷付き続けては

「私の居場所なんてない…」「私を許してくれる人なんていない…」って、悲劇のヒロインのように、私を門前払い(したと感じた)されたことを傷付いて嘆き悲しんでいました。

 

今なら

「いやいや^^;

あなたが本当に関係を築きたい人は、お店の人じゃないでしょう^^;」と、ツッコミたくなる過去の自分です(笑)

 

無形サービス(カウンセリングや占いやコンサル等)は、感覚的に親しい人との関わりのように感じられる気持ちは分かりますが、

冷静に考えれば、スーパーやコンビニやホテルやスポーツジムや塾など、私たちが日常生活で利用する「お店」と同じなんですよね。

 

野菜やお肉のように「自分自身とは無関係な物」を提供している「お店」と違って、

心と言う「自分自身と関係あること」を提供している「お店」だから、ついつい家族や恋人や親友のような親しいに出せない本音や、親しい人に求められない欲求をぶつけやすくなってしまいます。

 

だから、無形サービスを提供している人たちは、「お客様が自分の人生を生きやすくする"方法"」を教えてくれるけど、どの人も「お客様が、お客様自身の求める関係をお店のスタッフさんに求めるお客様の対応」には、キッパリお断りをしているんです。

 

お店の人も自分と同じ人間であり、対価をもらうためのサービスと言うことを忘れたらいけないんですよね。

 

お金を払えば、何をしても許される!と言う人が増えて、今、カスハラ問題がニュースになったりしていますよね。

ここには最近力を入れている企業さんも多いですよね。

お店の人に上質な対応を求めるなら、お客様側も最低限の「思いやり」は必要ですよね。

(ちなみに、お店側の対応に問題があることも大いにある事実も忘れてはなりません。)

 

お店の人=与える"だけ"の人

お客様=受け取る"だけ"の人

きっと、世の中の「働くサービス」って、こういうシステムを成り立たせてしまったから、誰もが「働きたくない」となっているのは、とても当然だと私は思うのです。

 

だって、みんな、自分を生きる毎日でいっぱいいっぱいなのに

心が枯渇した状態で働くことで「商品に対してお金を払う"以上"の上質な対応」を与えなければならないのは、しんどくて当たり前ですよね。

 

私は、お店の人の対応って、お客様側の対応に大きく関わっていると思っています。

お店の人だって普通の人間なんですよ。

 

有形であっても無形であっても「お店の人」と「お客様」は、人と人との関わりです。

 

ここに気が付かないと、無形サービスを提供している人のサービスをどれだけ利用しても「誰も許してくれる人がいない…」って現実は絶対に変わりません。

 

あなたの人生は、あなたの足でしか歩けないんですよ。

 

私は、そのために「自分で自分を許すこと」をお伝えしているのです。