「手術中はずっと眼球を上の方を向いていてね」との事。必死で上を向き続ける。


眼球の裏には6本の筋肉が付いていて、それで調節してるんだって。それが何らかの原因でバランスが崩れると


斜視になったりするとの事(私の場合は定位脳手術の原因にもなった視神経の問題だけど)


上方を向いていると眼球の下側を何やら処置してる様子。なんとなく見えるんだもーん。


「ちょっとね筋肉引っ張るから少し痛いかもしれません、がんばってね」眼球に縫いつけた糸を引っ張ってるのかな?眼球がグイッと


上方に移動して視野が歪んだ。でもこれまで痛みは全くない。目をずっと開けていてもしみないし。


でも目は動かせる。麻酔ってすげーなー。この辺りから恐怖心が少し和らいできた。


術中は数度にわたり目に液体を入れられた。これはおそらく点眼麻酔だろうと思った。


筋肉を縫いつける位置を確認する為(仮縫い状態?)一度手術は中断され歯科ベッドは直角に直された(目から糸が出てるのがわかる)


1メートル程離れた所にかざされたペンライトを見る。左右片目で交互に繰り返し見る。


だいぶ上下に視野がズレている。またベッドは倒され位置を調節して再びペンライト検査。


今度は…あっペンの光が水平に見えた!見えた見えた!


この位置でOKという事でベッドは倒され筋肉を縫いつけた模様。は~終わった。正味20分程?

ガーゼをテープで貼られた。明日には外してOKって。


術後、色々説明を受け処方箋をもらって帰途につく。続き。