さあ頭蓋骨を削るのね。先生「一番大変な所いくよ」少し緊張が走る。


どういう器具で削っているのかは不明だけど勝手にホールソー的な物かなと思ってる。


最初は低速で削ったもよう。手動の器具で削ったのかと思うほど低速に感じた。丁度安いワインのアルミ製のフタでコンクリートをガリガリしてるみたいな。


手動のかき氷機でガリガリしてるみたいな感じ。


しばらくそれをすると「じゃあいくよがんばってね」とホールソー?を高速で回し始めた。インターネット上では「歯医者」という表現だったけど


いやいや、そんな優しい音ではなかった。工事現場。これはすごい衝撃。急に恐怖がマックスに。


手の震えを治したいばかりにこんなヤバい手術を軽々しく選択した自分を今さら悔いた。


ヤッベー死んじゃうかもしれない、なんて急に思い冷や汗どころではない。


看護士さんが右手をぎゅっと握っていてくれた。これは皆恐いだろうから握っていてくれるんだなと思った。手から大丈夫だよーという思いが伝わる様だった。


長い…長い!途中から秒数を数えはじめたのだけど1分程か。やっと削り終わる。はー良かった。もう核心が終わった気になる。


その後、硬膜を切り取り…までは感覚としてわかったのだけど脳に針状の物を入れて…というのは全く感覚として伝わってこなかった。


先生と話をして手の震えを見ながら手術が進行していく。


「ここはどうかな?どこか痺れたりしたらすぐに言って下さい」など。左足が痺れたり腰から痺れたり…


痺れる感覚は整骨院での電気治療器のと同じ。


そんな事を繰り返し手の震えが止まるベストポイントが見つかり焼いた様だ。急に左側の舌が痺れた。


先生に伝えると「それは大丈夫」との事。時間と共におさまるもよう。震えがなくなるとすぐに頭を縫って閉めた。ホッチキスもやってた。


その後手術台でそのままシャンプーで洗髪をしてくださった。でフレーム外しの作業。


すごくギッチギチに締めてあったっぽい。なかなか外れなかった。左後ろのビスを抜いた時、生暖かい液体が出てきたのを感じた。


出血。ガーゼで止血してたけど結構出血してるみたい。「天野さんこれね、ホッチキスしますね」えー!!麻酔が切れてきているのかホッチキス3発は痛かった。

病院屋上より。涼しい。