佐渡島の両津港に到着。別荘までここからバイクで1時間程か。


夕飯とかどうすればいいかな?倉垣に電話。食糧はあるから大丈夫だけどお酒は全くないとの事。誰も飲まないのだって。


港から近くのスーパーで手土産(横浜で買いなさい)と酒類などを買い込む。永島は婦人服売り場を見ていた。早くしてよと催促をかけて出発。


そんな事をしていたら暗くなってきた、ヤバイ。別荘に近くなるにつれて道沿いはどんどん人気も民家もなくなり街灯もなくなった。


バイクのヘッドライトが頼り。時々ハイビームにしないとマジで見えない、危ない。


左側は海なんだけど真っ暗で不気味。底無しの崖の様に見えて恐い。


うーん、そろそろこの辺が目的地かな?と思い停車し倉垣に連絡。分かりづらい場所だから路肩に車を停めてハザードを出しておいてくれてるらしい。


そこから5キロ程進むとオレンジの点滅が見えた。真っ暗だから数百メートル前から確認できた。


20時過ぎに到着。皆家から出てきてくれて迎えてくれた。


倉垣父、別荘の主ヤマキさん、ますみさん、ひでおさん←この4人は千葉県保田で同級生なんだって。あと倉垣、倉垣母、ヤマキさんの母。


「このバイクで横浜から来たのか!?」その場でガヤガヤ盛り上がる。


家は平屋建て30坪位だったかな?平屋サイコー。庭も広い。お風呂は薪を燃やして沸かすタイプ。益々上がるー。


家に上がると、丁度今から夕飯だとの事。もしかすると待っていてくれたのかも。


自己紹介などが済み座って落ち着いていると、別の部屋の隅で何かやっているのが見えた。

見に行くとそこには囲炉裏があり、そこで大量のアワビを焼いていた。漁師さんにもらったのだとか。何だこの光景は。

黒アワビの刺身。



ベラ。

新鮮なイカと野菜の炒め物。

賑やかな食卓。この後はこの机を片付けて全面に布団を敷いた。私は枕元に芋焼酎を置き、しぶとく飲んだ。


いつの間にか倉垣のお母さんがいい匂いのするオイル(?)をつけて足裏をマッサージしてくれた。


疲れていて酔いも回りいつの間にか寝た。