私の技"カルロスゴーン"は前出の私の試合スタイル"窮鼠猫を噛む戦法"から生まれたものだった。


やむにやまれず土壇場で、という感じか。


最初は技の名前なんてなかった。なかなか自分の技に名前をつけるなんて恥ずかしいという思いと、ただの頭突きじゃんというのもあった。


プロレスラーとして通常抱く夢がなさすぎ。


週刊プロレスさんの"選手名鑑"を書いている時だった。偶然、里村と一緒にそれを書いていた。


"得意技"の欄には何を書こうかな?ただの頭突きじゃ芸がないよな


なんて言っていたら里村が「カルロスがゴーンってやるからカルロスゴーンでいいんじゃない?それ絶対いいよ!書きなよ!」


何を言ってるんだ?あんまり面白くないと思ったけど、まいっか、と、まるっきり冗談で書き込んだ。


ところがこれ、"カルロスゴーン"の名前がひとり歩きした。ある時、某団体の方々が謎のカルロスゴーンという技を恐れていると聞いた。


名前のイメージ威力はすごいと思った。


皆もオリジナルの技を持っていたけど未だに名前のついていないものもあると思う。


永島が言っていたがロープ際のぶら下がりの腕ひしぎ逆十字固め、実は永島が元祖なんだと。技名あるのかな?



























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