デビュー2、3ヵ月もすると、各自それぞれに合うだろう技を先輩から教えてもらった。


私はジャンピングラリアット、ローリングバッククラッチ、飛び越しのアームホイップ、ハーフハッチ。


最初は上手く出来なくて"何でこんな技をやらなきゃいけないんだろう"ともっと破壊力のある技が欲しいと思った。


特にジャンピングラリアット。私が攻撃しているのに攻撃されている様に見えるのだという。


毎回注意を受けるのだが、良くならない。もうやだな、と感じていた時、関西さんが道場で「やってみろ」と受け役をかって出てくれたのだ。


先輩が道場でそんな…最初は聞き間違えかと思い「え!?」と固まってしまったが、恐縮しまくりで受けてもらった。


その一発で感覚を掴んだ。あんなに注意されまくっていたのに、なんだったんだ。


それからはジャンピングラリアットに研きをかけ大好きなプロレス技になっていった。


オーディション合格者、手前宮口、お隣矢樹さん。宮口は私達より1年早くオーディションに合格してたらしい。「高校卒業してから来なさい」と。


この写真を見て私と倉垣は「この人が5月にくるんだよ!」と怯えていた。












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